
■査定額が“高すぎる会社”に注意すべき理由とは?
不動産を売却しようと考えたとき、多くのオーナーがまず依頼するのが「不動産会社による査定」です。近年では複数社へ一括査定を依頼するケースも増え、会社ごとに査定額が大きく異なることも珍しくありません。
そして、複数社の中にひとつだけ「明らかに高い査定額」を提示してくる会社があると、「この会社なら高く売ってくれそう」と期待してしまう気持ちもよくわかります。しかし、不動産売却のプロの視点で言えば、査定額が“高すぎる会社”には慎重になる必要があります。
本記事では、なぜ不動産会社が高すぎる査定額を提示するのか、そしてそれが売主にどんなリスクをもたらすのかを、福岡で売却を検討しているオーナー向けにわかりやすく解説します。
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- ・■査定額が“高すぎる会社”に注意すべき理由とは?
- ・■なぜ不動産会社によって査定額に大きな差が出るのか?
- ・●査定方法が異なる
- ・●市場の捉え方が会社ごとに違う
- ・●意図的に高額査定をする会社が存在する
- ・■“高すぎる査定額”を提示する背景とは?
- ・●【理由1】専任契約を取りたいから
- ・●【理由2】売主が“高い査定額”につられることを知っている
- ・●【理由3】広告掲載を増やすため
- ・■“釣り査定”の何が問題なのか?
- ・●【リスク1】売出しから長期間売れない可能性が高い
- ・●【リスク2】結果的に“相場より安く”売ってしまうケースも
- ・●【リスク3】売却計画が崩れる恐れがある
- ・●【リスク4】売主と不動産会社の間に不信感が生まれる
- ・■高い査定額が「悪い」とは限らない
- ・●①どの成約事例を参考にしているか
- ・●②数字の算出根拠が明確か
- ・●③その査定額で実際に販売した実績があるか
- ・■複数社への査定依頼が重要な理由
- ・■最適なのは、査定額よりも「根拠」と「販売戦略」を重視すること
- ・■まとめ:査定額の高さ=良い会社とは限らない
■なぜ不動産会社によって査定額に大きな差が出るのか?
●査定方法が異なる
・過去の成約事例重視
・販売中の競合物件重視
・収益性(利回り)重視
会社によって重視するポイントが違えば、当然査定額もズレます。
●市場の捉え方が会社ごとに違う
不動産市場はエリアごとに「売れる価格帯」「購入層」が異なります。
福岡市内でも、中央区と東区ではターゲットが違い、相場も異なります。
各社の経験値によって査定額に差が出るのは自然なことです。
●意図的に高額査定をする会社が存在する
最も注意したいのがこのケースで、売主に選んでもらうために他社よりも高い査定額を出す、いわゆる“釣り査定”と呼ばれる行為です。
■“高すぎる査定額”を提示する背景とは?
●【理由1】専任契約を取りたいから
売却の契約には大きく2種類あります。
専任媒介契約:1社だけに任せる
一般媒介契約:複数社に任せる
専任契約を取るために、他社より高い査定額を出して「契約を奪いにくる」会社もあります。
●【理由2】売主が“高い査定額”につられることを知っている
多くの売主は「より高く売りたい」と考えるため、高い査定額を提示する会社を選びがちです。
その心理を利用して契約を獲得し、実際の売り出し時には価格を下げていくケースが少なくありません。
●【理由3】広告掲載を増やすため
実際に売れるかどうかは別として、「新規物件」を増やすことで自社の販売実績をアピールしたい会社もあります。
■“釣り査定”の何が問題なのか?
●【リスク1】売出しから長期間売れない可能性が高い
相場より明らかに高い価格でスタートすると、初期の買い手がつくタイミングを逃します。
不動産市場には「売出し直後が最も反響が多い」という原則があり、このタイミングを逃すと問い合わせが激減します。
●【リスク2】結果的に“相場より安く”売ってしまうケースも
高く売れると期待していたのに、長期化することで「売れ残り感」が出て値下げ交渉されやすくなり、最終的に相場以下になるケースがあります。
●【リスク3】売却計画が崩れる恐れがある
高額査定を信じて資金計画・住み替え計画を立てると、計画が狂う可能性があります。
●【リスク4】売主と不動産会社の間に不信感が生まれる
「当初の査定額では売れませんね」「そろそろ値下げしませんか?」と言われて不信感が生じやすくなります。
■高い査定額が「悪い」とは限らない
ここまでリスクを伝えましたが、もちろん全ての高い査定額が悪いわけではありません。
市場データを正確に読み、競合状況を詳細に分析し、他社より高い査定が妥当なケースもあります。
重要なのは、高い査定額の“根拠”が明確かどうかです。
●①どの成約事例を参考にしているか
・同じエリア
・築年数
・広さ
・階数
・リフォーム状況
●②数字の算出根拠が明確か
「〇〇㎡、築△△年、同条件の成約事例が□□万円だったため」など、具体的な説明が必要です。
●③その査定額で実際に販売した実績があるか
似た物件での実績がある会社は信頼性が高いです。
■複数社への査定依頼が重要な理由
1社だけだと、その数字が“相場”と勘違いしてしまいます。
3社以上に依頼することで、
・相場の中央値がわかる
・極端な会社を見抜ける
・説明の質を比較できる
というメリットがあります。
■最適なのは、査定額よりも「根拠」と「販売戦略」を重視すること
売却成功の鍵は、単なる査定額の高さではありません。
・適切な売出し価格
・初期反響を逃さない戦略
・ターゲット層に合った販売方法
これらが整っている会社ほど、結果的に“高く売れる”可能性が高いです。
■まとめ:査定額の高さ=良い会社とは限らない
高額査定の裏には、
・売却長期化
・相場以下での売却
・資金計画の崩れ
・不信感の発生
などのリスクが潜んでいます。
大切なのは
「数字そのもの」ではなく「根拠と誠実さ」。
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査定額だけに惑わされず、根拠の質と担当者の信頼性を重視してください。
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