退去後に長く空室が続くのは、賃貸経営しているオーナーにとって頭の痛い問題です。
最近は物件が余っているため、早めに原因を特定して対処することが大切です。
今回は、退去後に空室が埋まらない原因と対処方法についてご紹介します。
賃貸の空室①近年の賃貸事情
以前は1ヶ月弱の募集期間で早々に入居者が決まっていた地域も、最近では物件が余っているため、入居者を確保するのが難しくなっています。
入居者の確保が難しいのは地方だけでなく、都心部でも人気がある街以外は厳しいと言われています。
賃貸の空室②空室が埋まらない原因
空室が埋まらない原因としては、「家賃」「設備」「間取り」「外観」「入居条件」「競業」の6つが挙げられます。
これらに問題があると空室が埋まらないと言われているため、問題がある場合は改善する必要があります。
上記の6つの原因に問題がなくても、空室が埋まらないことがあります。
もし、客観的に見て6つの原因に問題がないと考えられる場合は、管理会社の変更を検討してみることをおすすめします。
賃貸の空室③管理会社の変更も要検討
最近は空室を埋めるのが難しくなっているため、管理会社としても労力が報われやすい物件を優先せざるをえません。
労力が報われやすい物件とは、第一に管理手数料をもらえる「管理物件」、次にほかの管理会社と競業しない「専任媒介」です。
ほかの管理会社と競業する場合、他社の紹介で入居が決まったらそれまでの労力が無駄になってしまうため、管理会社の利益になりやすい物件を優先することになります。
また、「問い合わせがありました」「内見がありました」と、こまめに連絡してくれる管理会社であれば、熱心に対応していると考えられます。
しかし、管理会社から一切連絡がなく、問い合わせても熱意を感じられないようであれば、管理会社の変更を検討したほうが良いでしょう。
なお、管理会社が熱心に対応しているにも関わらず入居が決まらない場合、管理会社の営業力に問題がある可能性があります。
その場合も、営業力のある管理会社への変更を検討したほうが良いでしょう。
まとめ
以上、退去後に空室が埋まらない原因と対処方法についてご紹介しました。
まずは物件に問題がないか検討し、次に管理会社の変更を検討すると、空室を埋めやすくなります。
賃貸物件のオーナーとしては、空室の期間はなるべく短い方がいいですよね。
早めの検討・対応で円滑に不動産を経営したいものです。
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