福岡市はいま、外国人移住者が増加しグローバルシティとしての発展を続けています。
人口増加率は日本一で、2015年には150万人を突破しました。
福岡市に人が集まる理由や、住みやすさについて紹介します。
福岡市で外国人の移住が増えている理由
福岡市はかねてより、九州各地から進学・就職を機に移住する人が多い都市でした。
近年ではこれに加え、国内外から福岡に進出する企業が増加しています。
それに伴い外国人の移住者も増えました。
車がなくても生活ができるコンパクトシティなので、住みやすさ重視の外国人に人気です。
2019年現在、およそ3万7千人の外国人が市内で生活をしています。
多くは中国や韓国、ベトナムなどアジア圏出身ですが、欧米各国からの移住者の増加率も高まっています。
●なぜ福岡市が選ばれている?
博多湾エリアは古来より、国際貿易拠点としての機能を有してきました。
最近では2014年に国際戦略特別区域に指定され、国際的な競争力の強化を目指しています。
また国内企業が中国・韓国などのアジア市場に進出する際にも、国内窓口を福岡市に設けるケースが見られます。
このように国内外から人口が流入していますから、高い増加率を維持しています。
福岡市に移住するメリット
●ベンチャー企業でキャリアアップできる
国内外から企業が進出していますが、大企業ばかりでなく起業家にもメリットがあります。
外国人を対象にした「スタートアップビザ(外国人創業活動促進事業)」があります。
そしてスタートアップカフェでは、福岡・海外進出支援や、コワーキングスペースを提供しています。
外国人をターゲットにした会社が多く集まっているため、語学力を生かした仕事やベンチャー企業でキャリアアップを目指したい人におすすめです。
●交通インフラが整備されている
福岡市は飛行機・船舶の交通インフラが発達しています。
福岡空港から市の中心部(博多・天神)まで10分程度なので、都心部まで1時間以上かかる関西国際空港や成田空港よりも利便性は高いです。
そして国際線のLCCなどが充実していますから、安く国内外を行き来できるメリットがあります。
そのため国外から移住した際も、母国までの往来コストを節約できる点も住みやすさのポイントです。
●家賃が安い
九州地方の中心地ですが、家賃相場は東京と比較すると家賃が低いというメリットがあります。
例えば福岡市博多区の一人暮らし向け物件なら8.01万円ですが、東京都新宿区の一人暮らし向け物件は14.24万円となっています。
上記の通り、東京都心部で同条件の物件を探すと10万円は超えてしまいますから、月々の固定支出を落としたい外国人移住者に人気です。
また大学や専門学校が多いエリアなので、留学生向けの賃貸も充実しています。
まとめ
移住先としての住みやすさで注目されている、福岡市の魅力を紹介しました。
外国出身の人にとって住みやすい街は、地方から引っ越した日本人にとっても住みよい環境でおすすめです。
私たち株式会社栄信不動産では、福岡市博多区の賃貸物件を豊富に取り扱っております。
気になる物件がございましたら、お気軽に当社までお問い合わせください。
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