もっと子どもを育てやすい環境を作るために、各自治体では手厚いサポートや補助制度が設けられています。
特に未就学児とその家族に対するサポートが増えてきており、小さな子どもと暮らす家族にとってはとても嬉しいことですよね。
そこで今回は、福岡県南区にお住まいの方、今後住む方に向けに知っておいてほしい保育園の補助制度について紹介します。
家族に嬉しい!福岡市の保育サポート制度を利用しよう
「数時間のあいだ子どもの面倒をみてほしい!」といった時に利用できるサポートが2種類あります。
急用の時のために、あらかじめ確認しておくと便利ですよ。
<地域で子育て支援をするファミリー・サポート・センター>
福岡市がサポートする支援制度として、ファミリー・サポート・センターが設けられています。
ファミリー・サポート・センターとは、地域で子育ての支援をするために、育児の援助を受けたい方と育児の援助を行いたい方が、センターを橋渡しにして会員登録し、有償で援助活動を行う会員組織です。
依頼できる援助の内容としては、
・保育園の送迎
・保育園の開始前後の預かり
・保護者が病気、急用となった時の預かり
・冠婚葬祭、子どもの学校行事の時の預かり
・買い物など外出の時の預かり
があります。
支援を受けるには、あらかじめ会員となっておく必要があります。
もし、利用を希望するのであれば、お住まいの区の支部に電話をして会員登録・予約をしてみましょう。
■福岡ファミリー・サポート・センター(福岡市社会福祉協議会):
http://www.fukuoka-shakyo.or.jp/work_service/center_family_support.html
<通院・冠婚葬祭の時は一時預かり制度に頼ろう>
ファミリー・サポート・センターとは別に、福岡市の「こども未来局 子育て支援部」では、子どもの一時預かり事業も行われています。
子どもの支援を行う面では上記サポート制度と同様ですが、預かりをしてくれるのは福岡市内の保育園です。
対象となる子どもは、福岡市内に居住する生後6カ月から小学校就学前の乳幼児。
保護者のリフレッシュが必要な際にも一時預かりを利用できるので、「子育てで息抜きをしたい」といった方にもおすすめです。
福岡市南区の保育所(認可保育施設)では補助金制度はない
現在、福岡市南区の保育所では補助金制度などはありませんが、幼児教育・保育の無償化がはじまっています。
すでにご存じの方も多いかもしれませんが、無償化となるクラスについてもう一度以下で確認をしておきましょう。
<2019年10月から幼児教育・保育の無償化スタート>
日本全国で2019年10月より幼児教育・保育の無償化がスタートしており、福岡市南区でもこれは適用されています。
これは、幼稚園・保育園・認定こども園などを利用する3歳~5歳児クラス、住民税非課税世帯の0歳~2歳クラスまでの子どもたちの利用料が無料になります。
2020年5月現在、福岡市においては保育園を利用するための補助金制度などは設けられていませんが、将来子どもがほしい方にとっては嬉しいですね。
<無償化前は「私立幼稚園奨励費補助金制度」があった>
2019年10月の幼児教育・保育無償化がスタートする以前は、私立幼稚園に通う3歳~5歳を持つ家庭に対し、入園料と保育料を減免するための補助制度がありました。
こちらは、幼稚園が園児の家族に減免したぶん、福岡市が幼稚園に対して補助金を交付するといったものでしたが、幼児教育・保育無償化がスタートしたことにより制度が移行しています。
まとめ
幼児教育・保育の無償化により、子どもを通園させることの金銭面での負担が少なくなりました。
福岡市では支援をする人としたい人のサービスも生まれており、子育てをしやすい環境づくりの努力がされていることがわかりますね。
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