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賃貸物件にバイク置き場がある場合と、ない場合があるのはご存じですか?
若者のバイク所有率は下降しているそうですが、さっそうと風を切って走るバイクは気持ちよく、季節が良いときの仲間とのツーリングを楽しむ愛好家はまだまだ健在だそうです。
一般的に、都会の賃貸や一人暮らしの用の賃貸物件はバイク置き場が少ないといわれています。
バイク愛好家やこれから購入予定の人が一人暮らしをしたい場合に、どのようなことに注意すると良いでしょうか?
駐輪場の種類や保管方法、駐輪場にバイクを保管する場合の制限や注意点についてご紹介します。
また愛車のバイクを外気や盗難から守るための工夫などについてもあわせてご紹介します。
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弊社へのお問い合わせはこちら賃貸物件のバイク置き場について:駐輪場の種類と保管方法
まずは賃貸物件の駐輪場について、どのような種類があるのかご紹介します。
賃貸の駐輪場は、物件の敷地内に設置されているのが一般的で、広さは物件の大きさによって違います。
物件全体が一人暮らし用であれば、一人一台の想定で設計されていて、駐輪場はコンパクトに設置されていることが一般的です。
都心のような都会で駅から徒歩圏内の物件の場合は、駐輪場がせまい、または設置されていない場合もあります。
駐輪場の種類は、大きく分けて3つです。
1つ目は、屋根がなく、スペースだけ区切られているタイプ。
2つ目は、屋根が設置されている、または屋内に設置されていて、スペース内であればどこに駐輪しても良いタイプ。
3つ目は、物件の1階や半地下部分に駐輪場が設置されているタイプ。
また駐輪所内のスペースについて、「サイクルラック」という自転車の車輪を固定するラックに一台ずつ駐車するタイプの駐輪場があり、上下二段式であったり、場所が事前に決まっていたりする場合もあります。
駐輪場は、物件の玄関付近にあるため、物件のイメージにも影響する可能性が高く、きちんと整頓されている物件は入居者のマナーが良いともいえます。
オーナーは物件全体の印象を良くするために、エントランスだけではなく、駐輪場にも配慮している場合が多いようです。
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賃貸物件のバイク置き場について:駐輪場のタイプと利用制限
賃貸物件の場合、バイクは自転車のように簡単に保管場所を確保できるとはいいがたいのが現状です。
その理由は、バイクの大きさによって場所が法律によって決まっていたり、バイクは自転車よりもスペースが必要だったり、敬遠されがちです。
基本的な知識として、バイクが保管できる場所は排気量によって変わります。
原付バイクと呼ばれる排気量が125cc以下のバイクは、「原動機付自転車」という区分が法で定められており、自転車の一種として扱われます。
ですから、駐輪場に一般的な自転車と同じように保管が可能です。
125cc以上の大きいバイクについては、駐車場に保管するように法で定められています。
駐輪場によって違いがあり、原付バイクを自転車と同じ扱いで問題なく保管できる場合もあれば、自転車用、バイク用とスペースが区切られている場合もあります。
法律で駐輪場に保管しても良いとされてはいるものの、トラブルになる可能性があるため、バイクに対してはオーナーによって条件やルールが設定されている場合が多くみうけられます。
トラブルの原因は、バイクによるケガや事故です。
たとえばバイクのマフラー部分は高熱になるため、エンジンを切った後もしばらくは注意が必要です。
しかしバイクの知識がない人や子どもはそういった認識がないので、やけどをしてしまう可能性があります。
また自転車とバイクを共用することによって、バイクが転倒してしまう事故が起こるだけでなく、バイクの下敷きになりケガをする可能性もゼロではありません。
入居者間のトラブルを避けたいオーナーは、バイク置き場として駐輪場を使用すること自体を不可としている物件もあります。
原付バイクだけではなく、大型バイクについて、バイク用に敷地内駐車場を契約してくれないパターンもあります。
その理由は、駐車場が必要となる大型バイクはエンジン音が大きく、近隣や他の入居者との騒音トラブルになる可能性があるからです。
できるだけトラブルを回避したいオーナー側は、バイクのサイズに関わらずバイク自体をNGとするケースがあるので注意が必要です。
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賃貸物件のバイク置き場について:保管スペースの確保や愛車を守るための工夫
バイクを安全に保管するために、どのような工夫が必要でしょうか?
ポイントに分けてご紹介します。
オーナーや不動産会社に事前に相談する
賃貸物件の敷地内に、バイク置き場のスペースが確保できるのが、一番便利で安心ですね。
まずは、オーナーや不動産会社にバイク置き場について相談することオススメします。
バイク可の物件で入居者用の駐車場スペースが空いている場合は、まずは交渉してみましょう。
オーナー側から、近隣や他の入居者への配慮として、エンジンは敷地内でかけないようにするなどの条件が提示される場合もあります。
また後から入居してきた人が駐車場を必要とする場合は明け渡さなければならないなど、不利な条件もあります。
事前によく話し合ってから物件を契約することをオススメします。
近隣の駐車場やバイク置き場を利用する
駐輪場や敷地内の駐車場が契約できない場合は、近隣の駐車場を探してみましょう。
バイク可の駐車場であれば、騒音問題など気にすることなく、安心して使用できるメリットがあります。
最近では月極駐車場だけでなく、時間貸しのコインパーキングにも、駐車スペースの横にバイク用が設けられている場合があります。
敷地外の近隣駐車場は、敷地内に比べて割高になる場合もありますが、安心して保管場所として選べます。
屋外であれば、愛車のバイクを雨風から守るためにカバーが必要でしょう。
また盗難から守る工夫として、チェーンがかけられるタイプの駐車場はリスクを軽減できますね。
駐車場に防犯カメラの設置が一般的になってきたとはいえ、設置の有無も事前に確認するのがポイントです。
バイク専用コンテナやバイクパーキングなどを利用する
敷地内や近隣駐車場も見つからない場合、レンタル倉庫も選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。
料金は割高になりますが、レンタル倉庫でバイクを保管しても良い場合や、バイク専用コンテナであれば、安心してバイクを保管できます。
確実にスペースを確保できて、コンテナなのでどのような天候からも愛車を守れます。
「バイクパーキング」とは、バイクショップの店舗敷地内でバイクを保管してくれるサービスです。
バイクショップに置けることで、メンテナンスに関して利便性があり、大きなメリットと言えるでしょう。
またバイク中心の生活を実現できるバイク愛好家のための「バイカーマンション」もあります。
バイカーマンションとは、愛好家のための賃貸物件で、バイク置き場があるだけでなく、メンテナンスができるスペースが確保されていて、バイク好きにうれしい設備が整っています。
場所によって賃料は割高でも、近隣駐車場を借りたりするよりもバイカーマンションのほうがトータル的に安上がりなる場合もあります。
バイカーマンションのメリットはなによりも、バイクが好きな人ばかりが集まっている物件なので、安心してバイクライフを楽しめそうですね。
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まとめ
今回は、バイクを所有している人やこれから購入予定の人向けに、賃貸物件で一人暮らしをする際に、バイク置き場についてご紹介しました。
サイズによっては駐輪場が使用できたり、できなかったり、オーナーの条件によって違うことなどご紹介しました。
またスペースや愛車を外気や盗難から守る工夫についてもご紹介しました。
大切な愛車と安心してバイカー生活が楽しめるように、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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