賃貸物件の部屋を探すとき、水まわりの設備の充実を求める人も多いでしょう。
水まわりの設備が充実していると、暮らしやすさがアップすることは間違いありません。
なかでも独立洗面台は、賃貸物件市場でも女性を中心に人気の設備です。
今回はそんな独立洗面台について特集し、メリット・デメリットをご紹介します。
賃貸物件選びの優先順位を決める際にも、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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弊社へのお問い合わせはこちら賃貸物件の基礎知識!そもそも独立洗面台とは?
まずは賃貸物件探しの基礎知識として独立洗面台とは、どんなものを指すのか明確にしておきましょう。
一般的に、1人暮らしに適したワンルームや1Kの賃貸物件では洗面台・浴槽・トイレが一体となった3点ユニットバスを採用しているものが多いですよね。
またトイレだけ別で、浴槽と洗面台を一体型した2点ユニットバスを採用している物件もあります。
独立洗面台とは、浴室内と切り離して独立して設置された洗面台のことです。
最近では若い女性を中心に「独立洗面台が欲しい!」との要望が多く、使い勝手のよさもあって、とくに築年数の浅い物件で独立洗面台を採用しているところが増えています。
独立洗面台には大きな鏡が設置され、メイクやヘアケアするのにも便利ですよね。
忙しい朝も、早くメイクを落としたい夜も、歯磨きからスキンケア、身だしなみやヘアスタイルのチェックまで、一カ所で完結できるのはとても助かります。
さらにここ数年の防災意識の高まりから、1人暮らしや2人暮らしでもトイレットペーパーやサニタリー用品などを多めにストックする人が増えているので、+αの収納スペースとして使えるのも高ポイント!
独立洗面台とは暮らしやすさにこだわりをもち、より快適に生活したいと考える方たちから人気を集める設備といえそうですね。
「それなら、ぜひ独立洗面台のある物件に住みたい!」と考えるかもしれませんが、ちょっと待って!
独立洗面台にはたくさんのメリットがありますが、デメリットもあるので要注意です。
次項から、独立洗面台のメリットとデメリットを紹介していますので、自分の暮らし方にマッチしている設備かどうか、ぜひチェックしてみてください。
賃貸物件選びの基礎知識!独立洗面台があるメリット
上記のような特徴がある独立洗面台ですが、具体的にはどんなメリットがあるのでしょうか?
毎日の暮らしに役立つポイントなので、しっかり確認しておきましょう。
メリット①収納が充実していて整理整頓しやすい
ユニットバスと独立洗面台の大きな違いとして、収納力の高さが挙げられます。
生活していると、歯磨き粉や歯ブラシ、コップや化粧品など、洗面台まわりにはさまざまなものが散乱しがちです。
その点、独立洗面台ならたいていの場合、洗面台の下に奥行きのある収納が備えられていたり、なかには鏡の脇にもこまごまとしたものがしまえる棚が付いていたりします。
上記でも少し触れていますが、洗面台の下にはトイレットペーパーやティッシュペーパーなどかさばる物の収納もOK。
100円ショップなどのカゴを上手に利用すれば、ドライヤーや美容家電、ストック品などたくさんのものがすっきり収納できるので、洗面台まわりの整理整頓がグッと楽しくラクになりますよ。
メリット②電源コンセント付きで美容家電が使いやすい
収納力の高さと並んで、独立洗面台ならではのメリットといえるのが「電源コンセントの完備」。
ヘアドライヤーをはじめ電動歯ブラシ、電動シェーバー、女性ならハンディタイプの美顔器など、男女問わず洗面台まわりで使う電化製品は意外に多いですよね。
水濡れの危険性から、電源コンセントが付いていないユニットバスでは不便を感じる点ですが、独立洗面台なら大丈夫です。
充電の必要がある電化製品をリビングに置く必要もなくなるため、居住スペースに生活感を持ち込みたくない方にもうれしいポイントでしょう。
メリット③2人以上で住むときに使い分けしやすい
ユニットバスの場合、1人が風呂やシャワーを使っている間は他の人が洗面台を使えないという難点があります。
2人暮らしでは朝の忙しい時間帯に1人がお風呂を使うと、歯磨きの時間をずらすなど無駄な時間を費やしてしまうでしょう。
1人暮らしであっても、友だちが泊まりに来たときなどに、そんな不便を感じてしまうかもしれません。
独立洗面台のある賃貸物件は、そうした不便を解決するのにも有効です。
それぞれが自由な時間に自分のリズムで、身支度やバスタイムを楽しめるのは大きなメリットといえるでしょう。
結論!独立洗面台が必要な人のタイプとは?
上記メリットから、独立洗面台が必要なタイプとしては以下のような人が挙げられます。
●毎日のメイクやヘアセットを念入りに仕上げたい
●朝の身支度をできるだけ早く済ませたい
●同棲・結婚・ルームシェアなどで2人暮らししたい
●友だちが泊まりに来ることが多い
賃貸物件選びの基礎知識!独立洗面台があるデメリット
メリットに続いて、独立洗面台がある部屋のデメリットも挙げてみましょう。
暮らし方によっては独立洗面台が不要な場合もあるので、こちらも要チェックです。
デメリット①家賃が高めに設定されている
独立洗面台がある賃貸物件の家賃は、ユニットバスの付いた同等物件より5,000円ほど高く設定されているのが一般的です。
やはり独立洗面台付きの物件は人気が高く、利便性に優れているのが理由でしょう。
家賃を低く抑えて趣味のためにお金を遣おうと思っている方や、貯蓄を増やしたいと思っている方にとってはデメリットといえるでしょう。
デメリット②水まわりの掃除の手間が増える
ユニットバスの場合、入浴のついでに洗面台の周りをシャワーで流してサッと掃除できますが、独立洗面台ではそうはいきません。
メイクや身支度をする洗面台まわりは化粧品や抜け毛などで汚れやすいため、定期的に掃除して清潔を保つことが必要です。
毎日忙しくしていると、いつの間にか水アカ汚れや整髪料などがこびりついて、掃除がさらに大変になることも考えられます。
デメリット③メイクなどもリビングで済ませたい人には不要
大きな鏡の前で入念にメイクやヘアセットしたい人にとって独立洗面台は大活躍間違いなしですが、その反面、リビングでくつろぎながらサッとメイクを済ませたい人にとって独立洗面台は宝の持ち腐れに。
ライフスタイルによっては独立洗面台が活躍しない場合もあるので、よく検討してみましょう。
結論!独立洗面台が不要な人のタイプとは?
上記デメリットから、独立洗面台が不要なタイプとしては以下のような人が挙げられます。
●趣味を充実させるため家賃はできるだけ低く抑えたい
●掃除する場所や手間を増やしたくない
●念入りメイクやヘアセットする習慣がない
●歯磨きも洗顔もお風呂のついでに済ませたい
まとめ
今回は、独立洗面台とは?という基本情報から、独立洗面台付きの賃貸物件を選ぶメリット・デメリットをご紹介しました。
新しい住まいは今の住まいより、さらに暮らしやすい物件を選びたいものですよね。
そのためにも独立洗面台に限らず、事前に「自分が求めている設備は何か?」を明確にしておくと物件選びもスムーズに進みますよ。
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