今住んでいる賃貸物件から別の場所に移り住む場合、建物の清掃作業をしなければいけません。
大家さんに迷惑をかけないためにも、生活のなかで過ごしてきたスペースは、退去時までに綺麗にしておく必要があります。
とはいえ、長年暮らしてきたなかで、積み重なってしまった汚れというのも少なくないでしょう。
今回はそんな頑固な汚れを取り除いてもらえる、ハウスクリーニングについてご紹介いたします。
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弊社へのお問い合わせはこちら賃貸退去時はどこまで清掃すべき?ハウスクリーニングに依頼できる範囲とは
原状回復まで清掃するのが基本
新しい物件に移り住む際、現在まで住んでいる賃貸物件の清掃は必要不可欠です。
とはいえ、経年劣化による汚れやシミなどは、掃除の対象外となるため安心しましょう。
一般的に、入居時のころまで戻す必要はないものの、原状回復まで清掃するのが基本となります。
家具や家電があった場所などには、チリやほこりといったものが溜まっているので、しっかりと掃除をすることが大切です。
また、小さなお子さまと一緒に暮らしているご家庭の場合、思わぬところで汚れや傷がついてしまっていることも少なくありません。
同様に、ペットと同居している際には、壁や部屋全体に特有のにおいが染みついてしまっていることもあります。
こういったものも、ハウスクリーニングを用いて綺麗にするのが、効率のよい方法といえるでしょう。
フローリングの傷は補修グッズで
生活のなかで付いてしまった、フローリング部分の傷は、入居しているかたの負担となります。
とはいえ、すべて綺麗にするとなれば、なかなか容易でありません。
家具などを引きずったときにできた大きな傷は、素直に大家さんへ話をしておきましょう。
また、ペットやお子さまがつけたような小さな傷は、ホームセンターなどで販売されている補修グッズで直すことは可能です。
床や水回りは綺麗に清掃
洗剤などでとれるような汚れは、引っ越し前にしっかりと拭いておくことで、目立った汚れがとれます。
また、床についた汚れは、水拭きもしっかりおこなうことで、目地に溜まったほこりも綺麗になるでしょう。
そのほか、トイレやお風呂といった水回りには、いたるところに水アカがついていることも少なくありません。
水拭きでは取れないような頑固な水アカでも、重曹を使えば効率よくお掃除できるでしょう。
頑固な油汚れやタバコのヤニ汚れはハウスクリーニングへ
どこまでも拭いてもなかなか取れない汚れは、ハウスクリーニングへ相談するのがベストです。
清掃のプロによる仕事で、どんな頑固なものも綺麗に仕上げてもらえます。
また、自分で清掃する時間がまとまってとれないかたも、ハウスクリーニングにすべて任せてみてはどうでしょうか。
少々値段は張るものの、素人とは違って質の高い清掃が受けられます。
賃貸物件で依頼できるハウスクリーニングの作業項目とは
フローリング部分の清掃作業項目
床のフローリングは、まず元々かけられているワックスをはがすことから始まります。
理由としては、ワックスの上書きをしてしまうと、あまりきれいな見た目に仕上がらないためです。
そのため、一手間かかるものの、元々のワックス部分をはがし、下地と新しいワックスを塗り込むかたちとなります。
傷やシミといったものもなくなるので、清掃後は見違えるような床に仕上げてもらえるでしょう。
壁部分の清掃作業項目
壁部分には、ポスターや掲示物などによる画びょうのあとが多数残っているケースも少なくありません。
目に目立たないような小さな傷も、ハウスクリーニング業者が用いる専用ペイントなどで直します。
また、タバコのヤニなどは通常の清掃では取れないものも、素人ではなかなか解決できない汚れです。
こんなときも壁紙を取り換えることで、気になる汚れやにおいなども、まとめて片づけてもらえます。
エアコン部分の清掃作業項目
エアコンは年に1回程度清掃をしていないと、フィルターにほこりが溜まってしまうでしょう。
ふたを開けてみたものの、周りの家具に汚れがついてしまっては、あとの掃除作業が大変面倒です。
的確かつ丁寧な清掃をするためにも、ハウスクリーニングに一任してみるのがよいでしょう。
お掃除のプロが専用の洗剤を用いて、元の綺麗な姿へと変えてもらえます。
トイレ部分の清掃作業項目
トイレの便器についた黄ばみは、見た目以上に頑固なものです。
市販の洗剤ではどれだけこすっても、元の白さに戻すことは至難の業でしょう。
手間がかかる場所だからこそ、プロの技を借りるのが一番効率のよい方法です。
綺麗にするだけではなく、便器にコーティングを施すなど、汚れが付着しづらいようになります。
キッチン部分の清掃作業項目
キッチン周りは、料理のときについてしまった油汚れが蓄積され、簡単には取り除けないものになります。
こういった場合も、専用の洗剤をつかうことで、簡単に取り除いてもらえるので安心です。
また、換気扇やレンジフードは、普段はあまり目が届かないところでしょう。
長年住んだ場所では、つもりにつもった油汚れが息をひそめています。
掃除がしづらい場所だからこそ、ハウスクリーニングに任せてしまうのが吉です。
賃貸物件にかかるハウスクリーニングの費用とは
フローリング部分の費用
フローリング部分の清掃は、1帖あたり3~5千円程度になります。
この場合、ワックスのかけなおし作業も金額に含まれている形です。
壁部分の費用
壁部分の清掃費用は、3帖あたり7千円~1万円程度になります。
ただし、汚れがひどい場合や、傷の大きさによっては金額が変わるので注意しましょう。
エアコン部分の費用
エアコン部分の清掃費用は、エアコンのサイズにもよるものの、だいたい1~2万円ほどです。
清掃する台数によっては、割引になることもあるので、利用する前に業者へ相談してみるとよいでしょう。
ただし、お掃除機能付きエアコンの場合、ハウスクリーニング業者によっては断られてしまうこともあるので注意が必要です。
清掃時にトラブルとならないよう、あらかじめ見積もり時に確認しておくようにしましょう。
トイレ部分の費用
トイレ部分にかかる清掃費用は、だいたい2~3万円程度になります。
同じく浴室などの水回り部分も依頼する場合、5万円前後をみておくとよいでしょう。
ハウスクリーニング代はだれが負担する?
賃貸退去時のハウスクリーニング費用は、ほとんどが借主の負担になります。
というのも、普段の生活のなかで付いてしまった汚れや傷は借主が修繕するよう、国の定めたガイドラインに記載されているためです。
多くの場合は、敷金のなかにハウスクリーニング費用が含まれているケースとなっています。
ただし、入居時に結んだ契約書に、ハウスクリーニング代の負担免除と書かれている場合は、清掃代金を支払う必要がありません。
賃貸物件を借りたとき、すべての書類に目を通さないというかたも少なくありませんが、退去時にかかるお金にも関係するため、必ず確認しておくようにしましょう。
まとめ
賃貸物件から移り住む場合、原状回復と見られる状態まで清掃作業をおこなう必要があります。
とはいえ、素人ではすべてきれいにするというのは、なかなか難しい問題です。
とくに、まとまった清掃時間がとれないかただと、引っ越しまでに間に合わないことも多いでしょう。
そんなときは予算などを考慮しながら、賃貸物件のハウスクリーニングをお願いするか検討してみましょう。
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