現在求職中でも、賃貸契約を考えているかたは多いかと思います。
ここでは、求職中での賃貸の入居審査について解説していきますので、ぜひ参考にしていただけると幸いです。
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弊社へのお問い合わせはこちら求職中の賃貸の入居審査とは
入居審査は、貸主が入居希望者に対しておこなうチェックです。
「家賃の支払い能力」「入居者の性格」「保証人の有無」などで判断されます。
「身分証」と「源泉徴収票」といった書類も必要になってくるので、準備が必要です。
求職中での賃貸を借りるための入居審査
求職中は基本的に審査が厳しくなり、借りることが難しくなります。
しかし、決して借りることができないかと言えばそういうわけではありません。
というのも、いくつかの入居審査を受けて、それが認められれば借りることができます。
預貯金審査をおこなう
求職中でも、預貯金審査というものをおこなうことによって借りられる可能性が出てきます。
預貯金審査とは読んで字のごとく、自身の預貯金の残高を見てもらい、それを判断材料として利用してもらう審査方法になります。
預貯金審査はハードルが高く、最低でも家賃の2年分の預貯金が必要だとされています。
家賃が5万円だったとしたら、2年間で×24として、120万円の預貯金が必要になってきます。
これはあくまで最低ラインの話になるので、たとえば300万円あったり、500万円あったりするとそれだけ審査にとおりやすくなります。
なるべく多くの預貯金を用意した状態で、審査を受けたほうがよいでしょう。
信用のある人を連帯保証人とする
連帯保証人を立てることによって、信用してもらう方法になります。
「信用のある人」というのは一定以上の収入がある人、公務員や大企業など、信頼のある仕事に就いている人などのことです。
万が一本人が支払いきれなくなったとして、連帯保証人が代わりに支払いを続けてくれるようにするためです。
連帯保証人は、通常の保証人よりも保証範囲が広く、とても責任の思い立場になるので、知り合い程度の仲ではなく、本当に信頼のある人を連帯保証人にするようにしましょう。
また、連帯保証人とするときにも、連帯保証人になることのリスクを伝えたうえでなってもらうようにしましょう。
転居する理由を明確にする
なぜ求職中でも転居しなければならないのか、その理由をしっかりと説明できなければなりません。
転居理由が不明確だから、という理由だけで審査が通らないということもあるほどです。
なぜこのタイミングで、なぜその物件がいいのかなど、詳しく説明できたほうがその分信用もしてもらえるようになりますので、理由はかならず明確に説明できるようにしておいたほうがよいです。
しっかりと納得のできる理由があるのであれば問題ありませんが、何か問題のある理由なのであれば、その問題を解決できるなら、解決しておいたほうがよいでしょう。
家賃を前払いしておく
求職中であれば、家賃を数か月分前払いするということにしておくことで審査がとおりやすくなります。
そのような物件がないか、不動産会社に相談し、確認してもらうのもよいでしょう。
家賃を前払いしておくことで信用を得られるというだけでなく、それ以降家賃の滞納の心配がないので、精神的な負担が減るというメリットもあります。
求職中でも賃貸の入居審査を通る方法
求職中でもどうしても賃貸を借りなければならない理由があるのであれば、その分ある程度条件を絞る必要があります。
逆に言えば、条件を絞ることによって審査を通る方法もいくつかはあります。
家賃が安く、敷金礼金0の家に住む
どうしても物件を借りなければならないのであれば、あまり物件をこだわることはなく、家賃が安い物件を選んでおいたほうがよいでしょう。
家賃が高いほど、必要な預貯金も高くなってきますし、支払いが難しくなる可能性もあります。
また、敷金返金が0円の物件を選ぶことによって、入居時に支払うべき金額を減らすことができ、その分支払いも楽になるでしょう。
いったんは家賃の安い部屋に住むことにして、仕事が見つかり、家賃がしっかりと払える状態になったらほかの部屋を探す、という手段を取るのもよいでしょう。
短期間向けの物件を選ぶようにする
マンスリーマンションなど、短期間だけ住むことができる物件であれば、求職中であっても借りやすくなります。
契約時にはある程度まとまったお金を支払う必要がありますが、それ以降は問題なく住むことができます。
初期費用が安く、また家電などはある程度そろっているのも、求職中にはありがたいものとなるでしょう。
水道代なども、1日いくらと定額制で決められているため、使いすぎることがなければ余分にお金を請求されることもなく、いくら使うのかがわかりやすいです。
仕事が見つかり次第出ていくことができるので、仮に住む方法としてはとても有効な手段であると言えます。
不動産会社や大家さんとの会話中は気を引き締める
入居審査には、借主の性格なども見られると説明したように、契約前の段階から、不動産会社や大家さんはどういう人物かを観察してきます。
そのため、横暴な態度や、挨拶をしないなどの失礼な態度をしないように、人当たりのいい人として接しておいたほうがよいでしょう。
「トラブルを起こしそうな人だ」と判断されてしまったら、その分審査も厳しくなってしまう可能性があり、そしてその失われた信頼を取り戻すのはとても大変なことになります。
言動だけでなく、服装などもしっかりと気を使うようにしておきましょう。
不動産の閑散期を狙ってみる
1~3月などは、新生活の直前ということもあり、不動産会社は繁忙期となります。
逆に、夏のまっただ中であったり、秋ごろであったりは閑散期になります。
これくらいのタイミングに行くと、より相談しやすいかもしれません。
家賃保証会社を利用する
家賃保証会社というものを利用する手段があります。
保証人を立てることができず、まだ仕事も見つかりそうにないというときに利用するのがよいでしょう。
家賃保証会社とは、賃貸の入居者が何かしらの理由で家賃を払うことが難しくなったときに、大家さんに家賃の支払いをしてくれる会社のことです。
こちらを利用することによって、求職中でも賃貸契約をおこなうことができる可能性が高まります。
ただ、家賃保証会社を利用するには利用料が必要になってくるので、月々の支払いは多くなってしまうという点もあります。
また、家賃保証会社を利用するにも審査が必要になってくるので、そちらも確認しておきましょう。
家賃の滞納などをしてしまうと、利用審査が厳しくなってしまう可能性があるので、絶対に滞納などはおこなわないようにしましょう。
まとめ
ここまで、求職中の賃貸の入居審査について解説してきました。
求職中であると、早く職を見つけたいという焦りから、判断力が鈍ってしまう可能性があります。
なるべく冷静な判断をするためにも、どうすれば入居することができるか確認していきましょう。
弊社では、求職中であってもしっかりと親身になって対応し、その状況ごとの最適解を見つけていきます。
早め早めの行動を意識して、状況を良くしていくことを意識していきましょう。
また、家族がいるのであれば、家族としっかりと相談をしたうえでさまざまな判断をするのもよいでしょう。
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