賃貸物件を探している方のなかには、お風呂とトイレが別の物件を検討する方は多いのではないでしょうか?
しかし、お風呂とトイレ・洗面台が一緒になっている「3点ユニットバス」には、さまざまなメリットがあります。
そこで今回は、賃貸物件の3点ユニットバスのメリット・デメリット、またさらに快適に使用するコツをご紹介します。
賃貸物件を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
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弊社へのお問い合わせはこちら賃貸物件における3点ユニットバスのメリットは?
3点ユニットバスとは、お風呂とトイレと洗面台の3つが同じ場所に設置されたものです。
一般的には、お風呂とトイレは別々で設置された賃貸物件が多く、お風呂とトイレが一緒になったユニットバスに抵抗を感じる方も多いのではないでしょうか?
しかし、3点ユニットバスは水回りの設備が1つに集まっていることで、生活するうえでの嬉しいメリットがたくさんあります。
そのため、意外と3点ユニットバスのほうが使いやすい方もいるかもしれません。
3点ユニットバスのメリットをご紹介します。
メリット①家賃が安い
一般的には、お風呂とトイレが別のセパレートタイプの賃貸物件が多く、人気も高いです。
そのため、3点ユニットバスの賃貸物件のほうが家賃が安い傾向にあります。
ユニットバスの賃貸物件とセパレートタイプの賃貸物件の家賃を比較すると、ユニットバスのほうが平均すると6,000円ほど安いという結果もあります。
そのため家賃を安く済ませたい方には向いている物件といえるでしょう。
「お風呂とトイレが一緒でも気にならない」「それよりも立地の良い場所に安く住みたい」という方にはおすすめです。
メリット②掃除が楽
一般的なセパレートタイプの賃貸物件では、トイレを掃除する際には床に水を流すことはできません。
しかし、お風呂とトイレが一緒になっているユニットバスでは、お風呂のシャワーを使いトイレの床を洗い流すことができます。
また、一般的なお風呂だと浴室の床も掃除する必要がありますが、トイレと一緒なので床は1か所のみ掃除するだけで良いのです。
そのほかの浴槽や洗面台も同時に水をかけることができるので、掃除がとても簡単で時間短縮にもなります。
メリット③居住面積が広くなる
セパレートタイプでは、お風呂とトイレが別なので、それぞれを設置するためのスペースが必要になります。
しかし、ユニットタイプはお風呂とトイレと洗面台がすべて一緒の場所に設置されているので、その分セパレートタイプよりスペースを必要としません。
そのため、余ったスペース分が居住面積になるので、セパレートタイプより居住面積が広くなるというメリットがあります。
メリット④漏水のリスクが少ない
水回りでは漏水が起こるリスクがあり、漏水が起こってしまうと修理費もかかってしまいます。
賃貸物件では、下の階に漏水してしまった場合、高額な修繕費を請求されトラブルになるかもしれません。
しかし、3点ユニットバスは水回りすべてが1つの場所に集まっていることで、排水管がつながっているため漏水が起こる確率も低くなります。
漏水はとても厄介な問題なので、大きなメリットといえるでしょう。
賃貸物件における3点ユニットバスのデメリットは?
家賃も安く、掃除も楽な3点ユニットバスですが、やはりデメリットも存在します。
後悔しないためには、デメリットもしっかり把握しておくことが必要です。
次は、3点ユニットバスのデメリットをご紹介します。
デメリット①お風呂とトイレを同時使用できない
お風呂とトイレが同じ場所にあるので、同時に使用することができません。
一人暮らしの方はあまり気にならないかもしれませんが、同棲している場合や来客があった場合には同時に使用することができないので、不便に感じるでしょう。
デメリット②湿気がこもる
お風呂は、湿気が高くカビが発生しやすい場所です。
3点ユニットバスは、お風呂のほかにもトイレと洗面台が同じ場所に設置されており、水回りが集まっているのでより湿気がこもりやすく、その分カビも発生しやすくなります。とくにカビが発生しやすいシャワーカーテンを、こまめに乾かすなどの対策をしましょう。
デメリット③湯船につかりにくい
セパレートタイプの物件では、お風呂場には洗う場所がありますが、3点ユニットバスにはないので浴槽のなかで体を洗うことになります。
そのため、先に湯船につかっていた場合は一度お湯を抜く必要があり、先に体を浴槽で洗った場合には、そのあとに浴槽を洗ってお湯をためる必要があります。
シャワーのみで済ませる方は気にならないかもしれませんが、毎日湯船につかりたい方は、手間に感じるかもしれません。
賃貸物件における3点ユニットバスを快適に使用するコツは?
3点ユニットバスは、お風呂とトイレ・洗面台が1つの場所に集まっているため、狭い空間でお風呂やトイレをしなければいけません。
しかし、さまざまな工夫をすることでユニットバスを快適に使うことができるでしょう。
最後に、賃貸物件の3点ユニットバスを快適に使うコツをご紹介します。
快適に使うコツ①シャワーカーテンを浴槽の内側に入れる
ユニットバスのお風呂では、浴槽のなかで体を洗ったり流したりするので、シャワーカーテンが必須です。
シャワーカーテンがないと、すぐそばにあるトイレや床に水が飛んでしまいます。
また、シャワーカーテンは浴槽の内側に入れるようにしましょう。
シャワーカーテンが浴槽の外に出ていると、体を流した際に飛んだ水がそのまま外に出ているカーテンをつたってしまい、床も水浸しになってしまいます。
そうなってしまうと、床掃除をしなければいけなくなるので、思いがけない手間がかかってしまいます。
快適に使うコツ②ラックを付けて収納を増やす
ユニットバスには収納が少ないので、壁に取り付けて吊るすラックで収納を増やしましょう。
収納も増えるのと、吊るすことでカビ予防にもなるのでとても役立ちます。
また、バスタブトレーを使用するのも良いでしょう。
シャンプーやタオルなどのほかにも、本なども置けるタイプもあるので、お風呂でゆっくりした時間を過ごしたい方にはおすすめです。
快適に使うコツ③トイレ用サンダルを用意する
トイレに行く際、お風呂や洗面台と一緒になっているのでどうしても水滴が残っていたり、掃除をしたあとには床が濡れていたりします。
そのため、そのまま入ると足や靴下が濡れる可能性があるので、トイレ用のサンダルを用意しておくと良いでしょう。
また、トイレ用のサンダルは、定期的に洗うか交換するようにしましょう。
快適に使うコツ④トイレットペーパーを床に置かない
床は、お風呂や洗面台によって濡れる可能性があるので、トイレットペーパーは床には置かないようにします。
棚がある場合は棚に置くようにし、ない場合は突っ張り棒などで高い位置に設置すると良いでしょう。
また、ユニットバスは湿気がこもりやすいので、棚などに置いていても湿気によって濡れてしまう可能性があります。
そのため、ユニットバスのなかにトイレットペーパーを保管する場合は、必要最低限の数のみ保管するようにしましょう。
まとめ
3点ユニットバスに住むことで、安い家賃で居住面積の広い物件に住むことが可能です。
しかし、湯船につかりにくいなどのデメリットもあるので、場合によっては不便に感じる方もいるかもしれません。
3点ユニットバスの賃貸物件を探している方は、後悔しないためにもメリットとデメリットをしっかり把握して検討することをおすすめします。
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