近年、都市部を中心に狭小アパートの人気が高まっています。
部屋の狭さは家賃の安さにつながりますが、人気の理由がただ安いというだけではないことが現代の特徴です。
そこで今回は、狭小アパートの人気の理由と、狭小アパートへ不動産投資をする場合のメリット・デメリットについて解説します。
不動産投資をするなら知っておきたい狭小アパート人気の理由とは?
狭小アパートとは、1部屋当たりの広さが約10㎡の物件を指します。
10㎡は約6畳で、水回りなどを除いた、居室として使える広さは4畳~4畳半程度です。
狭小アパートの人気の理由とは
狭小アパートは、おもに単身世帯で暮らす若年層からの人気が高く、これには次のような理由が挙げられます。
●広さよりも利便性を重視する
●ミニマムな暮らしを好む
まず、経済的にゆとりはないが、便利な都市部で暮らしたい若者が増えていることが理由の1つです。
このような若者が求めるのは、ただ家賃が安いというだけではなく、利便性の高い立地や間取り、設備の整った狭小アパートです。
また、シンプルよりもさらにシンプルなミニマム生活を好む若者が増えていることも、狭小アパート需要が高まる理由となっています。
狭小アパートに不動産投資をするメリットとは
狭小アパートへの不動産投資には、どのようなメリットがあるのでしょうか。
家賃は安いが単価は高い
狭小アパートの家賃相場は、1Kやワンルームマンションと比べると約半分です。
しかし、面積が狭いため部屋数を確保しやすく、収益性を表す平米単価・坪単価が高くなります。
狭小地や不整形地が活かせる
床面積の小さい狭小アパートであれば、従来のアパートを建てるのは困難と思われる狭小地や不整形地にも建設が可能です。
このような土地は割安で購入できることから、建築費用の節約にもつながります。
狭小アパートに不動産投資をするデメリットとは
狭小アパートに不動産投資をする際には、そのデメリットもきちんと把握しておくことが大切です。
入居者の入れ替わりが早い
狭小アパートの入居者はフリーターや新社会人が多いため、入居者が入れ替わりやすいことがデメリットです。
狭さが気になったり、給料が上がったりして、より広い場所に引っ越す方は珍しくありません。
家賃に対してリフォーム費用が高い
家賃の安い狭小アパートとはいえ、原状回復費用(リフォーム費用)は通常のワンルーム並みにかかります。
そこへ退去率の高さが合わされば、不動産経営としての経費率の高さは否めません。
まとめ
近年、若年層を中心に人気が高まる狭小アパートは、不動産投資家からも注目を集めています。
不動産投資をおこなう際は、デメリットをしっかりと理解して、永続的に収益をあげられる物件なのかどうかを見極めることが大切です。
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