
福岡の家賃値上げ率は何パーセント?過去5年で約15%上昇した理由と今後の見通し

福岡の家賃値上げ率は何パーセント?過去5年で約15%上昇した理由と今後の見通し
福岡でお部屋探しをしている方の中には、
「以前より家賃がかなり高くなった気がする」
「数年前に住んでいたエリアなのに家賃が上がっている」
「福岡の家賃は今後も上がり続けるの?」
と感じている方も多いのではないでしょうか。
実際に福岡市では近年、家賃相場の上昇が続いています。特にコロナ禍前と比較すると、人気エリアでは募集家賃が10~20%程度上昇しているケースも珍しくありません。
福岡市は全国的にも人口増加が続く数少ない都市のひとつであり、再開発や企業進出も活発です。その結果、住宅需要が高まり、賃貸市場にも大きな影響を与えています。
この記事では、福岡の家賃値上げ率の実態や家賃が上昇している理由、更新時の値上げはどこまで認められるのか、今後の見通しまで詳しく解説します。
- ・福岡の家賃値上げ率は何パーセント?過去5年で約15%上昇した理由と今後の見通し
- ・
- ・■福岡の家賃は過去5年で約15%上昇している
- ・■なぜ福岡の家賃は上がっているのか
- ・・人口増加が続いている
- ・・天神ビッグバンと博多コネクティッド
- ・・建築費が高騰している
- ・・分譲マンション価格の上昇
- ・・金利上昇への警戒感
- ・■特に家賃上昇が目立つ福岡市内のエリア
- ・・博多区
- ・・中央区
- ・・東区
- ・・粕屋町・志免町・春日市
- ・■家賃値上げ通知が来たら必ず応じなければならない?
- ・・借地借家法による保護がある
- ・・どのくらいの値上げなら認められやすい?
- ・■募集家賃と契約中の家賃は別物
- ・■今後も福岡の家賃は上がるのか
- ・・人口増加が続いている
- ・・再開発が継続する
- ・・建築コストが下がりにくい
- ・■家賃上昇時代のお部屋探しのポイント
- ・・良い物件は早めに決断する
- ・・更新条件を確認する
- ・・相場を定期的に確認する
- ・■まとめ
■福岡の家賃は過去5年で約15%上昇している
福岡市の賃貸市場では、ここ数年で家賃が大きく上昇しています。
もちろんエリアや物件によって差はありますが、2021年前後と比較すると募集家賃が約15%前後上昇しているケースが多く見られます。
例えば、
- 家賃8万円 → 9万2,000円
- 家賃10万円 → 11万5,000円
- 家賃15万円 → 17万2,500円
というイメージです。
わずか数年で毎月1万円以上家賃が上がっている物件も珍しくありません。
特に、
- 博多駅周辺
- 天神周辺
- 薬院エリア
- 大濠エリア
- 西新エリア
- 千早エリア
などの人気エリアでは上昇率が高い傾向があります。
■なぜ福岡の家賃は上がっているのか
・人口増加が続いている
福岡市は全国でも数少ない人口増加都市です。
地方都市の中では特に若い世代の流入が多く、
- 進学
- 就職
- 転勤
- 起業
などを理由に毎年多くの人が福岡へ移住しています。
住む人が増えれば賃貸住宅の需要も増えるため、家賃上昇につながります。
需要が供給を上回る状態が続けば、家賃は自然と高くなっていきます。
・天神ビッグバンと博多コネクティッド
福岡市では大規模再開発が進行中です。
代表的なものが、
- 天神ビッグバン
- 博多コネクティッド
です。
老朽化したビルの建て替えが進み、新しいオフィスや商業施設が次々と誕生しています。
企業誘致が進むことで、
- 転勤者
- 単身赴任者
- 新規採用社員
が増加し、賃貸需要も高まっています。
特に博多駅周辺と天神周辺ではその影響が顕著に表れています。
・建築費が高騰している
近年は全国的に建築費が大きく上昇しています。
主な要因は、
- 建築資材価格の上昇
- 人件費の上昇
- 職人不足
- 物流コストの増加
です。
以前と同じ建物を建てるにも大幅に費用がかかるようになりました。
そのため新築マンションやアパートの家賃設定も高くなっています。
新築物件の家賃が上がると、中古物件や築年数が経過した物件も相場に引き上げられる形で家賃が上昇します。
・分譲マンション価格の上昇
福岡市ではマンション価格も上昇しています。
不動産価格が上がると、投資用マンションを購入したオーナーの取得コストも増加します。
オーナーは投資回収のために家賃設定を高くする傾向があり、それが賃貸市場全体へ影響を与えています。
・金利上昇への警戒感
近年は金利上昇への関心も高まっています。
ローン返済額の増加を見込んで、家賃を見直すオーナーも増えています。
現時点では大きな影響ではありませんが、今後の家賃相場を考える上で無視できない要素となっています
■特に家賃上昇が目立つ福岡市内のエリア
・博多区
福岡最大のターミナル駅である博多駅を中心としたエリアです。
交通利便性が高く、企業も集中しているため、常に高い賃貸需要があります。
単身者向けだけでなくファミリー向け物件も人気が高く、家賃上昇が続いています。
・中央区
福岡市の中心地です。
特に、
- 大濠
- 赤坂
- 薬院
- 今泉
- 警固
- 六本松
などは人気が高く、空室が出てもすぐに埋まるケースが多く見られます。
高級賃貸マンションの供給も増えていますが、それ以上に需要が強い状況です。
・東区
千早や香椎エリアを中心に人気が上昇しています。
以前は比較的家賃が抑えられたエリアでしたが、近年は福岡市中心部の家賃高騰の影響を受けています。
・粕屋町・志免町・春日市
福岡市内の家賃上昇に伴い、近郊エリアへ需要が流れています。
アクセスが良く生活環境も整っているため、ベッドタウンとして人気が高まっています。
■家賃値上げ通知が来たら必ず応じなければならない?
答えは「必ずしも応じる必要はない」です。
家賃はオーナーが一方的に自由に変更できるものではありません。
しかし、突然の設備故障などの修理代など維持管理費用が高騰してる点は間違いありません。
そのため、借主・貸主双方の良好な関係を気づくためにも一切応じない、ではなくお互い歩み寄って価格
交渉をしていくことを推奨しております。
・借地借家法による保護がある
日本では借主保護の考え方が強く、オーナーが突然大幅な値上げをすることはできません。
家賃改定には合理的な理由が必要です。
例えば、
- 固定資産税の増加
- 周辺相場の上昇
- 維持管理費の増加
などが判断材料になります。
・どのくらいの値上げなら認められやすい?
ケースによって異なりますが、
- 月額1,000円~5,000円程度
- 1~5%程度
であれば比較的話し合いがまとまりやすい傾向があります。
一方で、
- 20%アップ
- 30%アップ
など極端な値上げは簡単には認められません。
■募集家賃と契約中の家賃は別物
よくある勘違いとして、
「空室募集が2万円高いから自分も値上げされる」
というものがあります。
しかし、
- 新しく入居する人の家賃
- 現在住んでいる人の家賃
は別です。
契約中の借主には法的保護があるため、募集家賃が上昇しても自動的に家賃が上がるわけではありません。
■今後も福岡の家賃は上がるのか
結論としては、短期的には上昇傾向が続く可能性が高いと考えられます。
・人口増加が続いている
福岡市は全国でも成長が続いている都市です。
人口流入が続く限り、住宅需要も維持される可能性があります。
・再開発が継続する
天神ビッグバンや博多駅周辺開発はまだ続いています。
今後も企業進出や雇用増加が見込まれるため、住宅需要も底堅いと考えられます。
・建築コストが下がりにくい
建築資材や人件費は高水準が続いています。
急激なコスト低下は考えにくく、新築家賃も高い状態が続く可能性があります。
■家賃上昇時代のお部屋探しのポイント
・良い物件は早めに決断する
人気物件は募集開始後すぐに申し込みが入ります。
迷っている間に埋まるケースも少なくありません。
・更新条件を確認する
契約書には家賃改定に関する条項が記載されている場合があります。
契約前に確認しておくと安心です。
・相場を定期的に確認する
現在の家賃が相場より安いのか高いのかを知ることは重要です。
将来的な住み替えや更新時の判断材料になります。
■まとめ
福岡市の家賃はここ数年で約15%前後上昇しているケースが多く見られます。
背景には、
- 人口増加
- 天神ビッグバン
- 博多コネクティッド
- 建築費高騰
- 不動産価格上昇
などがあります。
今後も福岡市は成長が期待される都市であり、短期的には家賃上昇傾向が続く可能性があります。
お部屋探しをしている方は、現在の相場を理解しながら早めの情報収集と物件選びを行うことが大切です。
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