賃貸物件で空室が出ていると、これからどんな対策を行っていこうか迷いますよね。
特に引っ越しシーズンが過ぎた後は、次の入居者を探すのに苦労するオーナーさんが多く、不動産会社頼みだけでは契約までに時間がかかるなど、すぐに次の入居が決まるのが難しい場合もあります。
そんな時には、日本ではまだ馴染みが少ない「ホームステージング」で空室対策を考えてみてはいかがでしょうか。
空室対策でホームステージングを活用してみよう
ホームステージングとは、物件に掃除や片付け、家電の配置やインテリア演出などを施し、内見者に入居後の暮らしをリアルにイメージしてもらう事で、早くそして家賃を下げずに入居を決断してもらう事を目的とした施策です。
ホームステージングは1970年代のアメリカが発祥で、中古物件が市場の8割~9割を占めるアメリカで、より効率的に物件を売却する為に始められました。
その後ヨーロッパにも広がり、日本では分譲マンションの内見などでも見られるようになりましたが、最近では賃貸物件でも徐々に行われるようになりました。
空室対策でホームステージングを行うメリット
ホームステージングを行う一番のメリットは、何もしない殺風景な部屋では契約が決まりにくかった部屋が決まりやすくなるなど、空室対策に効果がある点です。
リビングにテーブルやソファを置いて、家具を置いた時の部屋をイメージしてもらい、よりリアルな好印象を与える洗面台やバスルームに小物を置いて明るいイメージを持ってもらいます。
そうすることで、より現実的にイメージする事で契約に繋がりやすく、空室対策で行う対策として効果が期待できます。
内見時にその物件に住んでみたいと思わせる事ができると、家賃を下げる必要がなく、中には相場よりも高い金額で契約できる場合があるメリットもあります。
空室対策でホームステージングを行う時の費用
ホームステージングを行う際には、自分で準備するかホームステージングの専門家にお願いする方法があり、専門会社によっては1部屋区切りでの契約など、さまざまなプランがあります。
賃貸物件では専門家にプランニングだけをお願いし、家具などは自分で揃える事で費用を抑える事が可能です。
小物や雑貨、家具などは一度購入すると使い回しができるため、初期費用はかかっても、長い目で見ると費用対効果がある投資となり、賃貸で空室が長引くリスクと比べるとプラスになるリスクメリットが多いでしょう。
まとめ
空室対策としてホームステージングを行う事で、物件に良い印象を持ってもらう事ができ、契約が決まりやすくなります。
もし賃貸物件の空室にお困りでしたら、まずは物件に対してのターゲットを良く絞り込み、より魅力的で住みたいと思ってもらう部屋を目指して、オーナー自身が動いてみてはいかがでしょうか。
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