これから一人暮らしを始める方にお伝えしたいのが、賃貸物件の内見をする際の採寸についてです。
今回は、その重要性や特に測っておくべき箇所について詳しく解説します。
賃貸物件を契約前の内見で採寸することの重要性
賃貸物件を借りる前の内見では、お部屋の中を採寸しておくことをおすすめします。
内見の段階で採寸は早いのではないかと感じる方もいるかもしれませんが、採寸のタイミングは内見時が最適と言えます。
なぜなら、新たな物件でも現在使っている家具や家電を引き続き使う場合には、それらを引越し先でも設置できるかどうか確認しておく必要があるからです。
特に、冷蔵庫や洗濯機などは、設置するスペースだけでなく搬入する場所の採寸もしておく必要があります。
これらの確認を内見の際にしておけば、お部屋を契約したあとに改めて確認に行く必要がありません。
引越し前はさまざまな準備で忙しいため、二度手間にならないよう内見の際に採寸しておくのがベストだと言えます。
現在住んでいるお部屋と、新たに契約する賃貸物件が遠い場合には尚更効率的だといえます。
賃貸物件の内見時に採寸して確認しておくべき箇所
内見の際に採寸することの重要性がわかったところで、ここでは特に採寸しておくべき箇所について解説します。
まず、現在使っているカーテンを使う場合やこれから購入するカーテンのサイズ確認のためにも「窓」のサイズを測りましょう。
窓にカーテンレールが付いている場合、横幅はフックを取り付けるランナーとランナーの間の長さを採寸します。
高さはランナーから床までの長さで、横幅は採寸した長さよりも5%くらい大きめのものを選ぶのがおすすめです。
続いて測るべき場所は「洗濯機置き場」です。
通常、賃貸物件の洗濯機置き場には「パン」と呼ばれる台があります。
採寸の際にはこのパンのサイズと洗面所の入り口のサイズを測っておきましょう。
また、賃貸物件は廊下の幅が狭い場合があるため、きちんと搬入できるか確認しておくのをおすすめします。
次に「冷蔵庫置き場」も測っておくべき箇所です。
冷蔵庫置き場を測る際には、放電スペースを確保できるか確認しましょう。
食器棚や壁との間など最低でも冷蔵庫の左右は1cm程度、上は5cm程度確保しておく必要があります。
また、キッチンではコンロが備え付けでない場合、その設置スペースも確認しておきましょう。
一般的に販売されているガスコンロは、幅がおよそ60cmのものと56cmのものがあります。
したがって、ガス台の幅が60cmよりも長いのか短いのか確認すれば問題ありません。
まとめ
賃貸物件を内見する際には、採寸しておくのがおすすめです。
冷蔵庫置き場や洗濯機置き場などは特に、搬入できるかの確認も重要になります。
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