ご近所トラブルにも発展しかねない騒音問題は、どのような対策が必要でしょうか。
今回は、騒音のボーダーラインや物件の内見時にチェックしたいポイントについてご紹介します。
ご近所の騒音トラブル!騒音のボーダーラインは?
ご近所トラブルの中でも起こりやすく、感じ方が人それぞれな点が厄介なのが騒音トラブルです。
ここでは自分の生活音がご近所トラブルへと発展しないよう、どのあたりから騒音問題となるのか、基準として押さえておきたいポイントをご紹介します。
まず、生活音の中でも大きな音が出てしまうのが掃除機や洗濯機です。
掃除機や洗濯機の音は、常識的な時間帯であれば騒音問題へ発展する可能性は低いでしょう。
ご近所に住んでいる方が夜勤の場合などはまた難しくなりますが、掃除機や洗濯機の使用は、日中にするのが常識的と言えます。
このように、時間帯によって騒音問題へと発展する生活音もあれば、時間帯に関係なく騒音問題からご近所トラブルへと発展してしまう音もあります。
それは、楽器や子供が走り回る音です。
ピアノやギターなどの楽器の音は予想以上に響くため、特に集合住宅は注意したほうが良いでしょう。
また、集合住宅の場合、子供が走り回った際に出る足音は下の階や隣室へ予想以上に響きます。
そのため、お部屋で楽器を使用する方や小さいお子さんがいるご家庭では、本格的に防音対策をする必要性が出てくるでしょう。
内見でチェックしておきたい!未然に騒音問題を防ぐためのポイント
ご近所トラブルに発展しかねないさまざまな騒音問題を未然に防ぐために、物件の内見時にチェックしておきたいポイントについて解説します。
まず、チェックしたいのが物件の構造です。
物件の構造は、大きく分けて「鉄骨鉄筋コンクリート構造」「鉄筋コンクリート構造」「重量鉄骨構造」「軽量鉄骨構造」「木造」の5種類があります。
一般的に、鉄骨鉄筋コンクリート構造の物件が一番防音性が高く、木造が低いとされています。
内見の際には物件がどの構造なのかについて、同行する不動産業者に聞いたり物件概要書を見て確認しましょう。
また、内見時には実際にどれくらい生活音が響くのかチェックするのもおすすめです。
できれば家族や知人に同行してもらい、足音やドアの開閉音などの響き具合を確認してみましょう。
さらに、日中と夜間、両方の時間帯にチェックしてみると、1日の中で周辺の音がどれくらい響くのかなどがわかります。
まとめ
騒音問題は、ご近所トラブルに発展しうる重大な問題です。
楽器やお子さんの足音などには特に気を払い、物件の内見時には構造をチェックし実際に音がどれくらい響くのか確認してみましょう。
建物設備としてはオートロック・防犯カメラをはじめコインランドリーも共有部分にございますので各家電の購入費用を抑えることもできます。