賃貸住宅を借りて入居後に、一番多いトラブルが騒音です。
集合住宅に住むとなれば、隣や上の階の人の生活音は聞こえるものですが、音が度を超せば騒音となります。
生活するなら、誰でも静かな環境でトラブルなくすごしたいものでしょう。
騒音トラブルを避けるにはどうすればいいのか?対策と一緒に考えてみます。
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賃貸住宅で多いトラブルとは?
集合住宅に住む上では、隣人やご近所との発生するトラブルとしては、ゴミ問題、悪臭、違法駐車、ペット問題、騒音などがあります。
これは、マンションやアパートのみならず、戸建ての賃貸でも人が集まる場所では起こりえるトラブルです。
賃貸住宅を借りて入居してからトラブルが起きても、すぐに気軽に他の場所に引っ越しするというのは難しい方が多いです。
他の賃貸物件に引っ越すには、家賃と一緒に敷金や礼金、不動産会社への仲介手数料を支払わないとならず、数十万円のお金がかかるからです。
また、引っ越しするとなれば、引っ越し費用も発生します。
場合によっては、良い物件が見つからず、なかなか引っ越せないということもあるでしょう。
臭いのトラブルは発生しやすい
賃貸住宅で生活する上では、臭いのトラブルは起きやすいです。
自分の部屋から悪臭を出して苦情を言われることもあり、臭いとしては、ペットのフン、タバコ、食べ物、芳香剤などがあります。
ペットのフンやタバコは、くさいと言う方が多いので、普段から悪臭だとわかるでしょう。
オシャレに気を使って、ヘアスプレーや芳香剤を使うと、臭いが強すぎれば悪臭となってトラブルになるかもしれません。
また、洗濯物に臭いの強い洗剤や柔軟剤を使うと、これも隣人から苦情を言われることもあります。
食べ物としては、焼肉やニンニクのようなにおいの強い食べ物です。
料理して食事をすれば臭いが発生するのは当たり前ですが、その臭いが数時間や半日、1日中部屋中に漂っていては、隣人から臭いと言われる可能性が高いです。
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騒音トラブルと賃貸住宅
騒音トラブルが一番多い
賃貸住宅で一番多いトラブルが、騒音です。
集合住宅に住めば、隣の部屋や上の階の部屋の人の生活音は聞こえます。
もちろん、自分が生活すれば、近所にも生活音は伝わるでしょう。
人間が、音を出さずに生活するのは不可能であり、程度にかかわらず生活では音が発生します。
騒音トラブルは自分が出す音の程度と、近隣の方の音に対する反応の程度により、発生するかどうか決まります。
もちろん、大きな音を出せば騒音としてとらえられますが、通常の生活音でも音に過敏な方は不快に思い騒音と感じます。
騒音トラブルは、賃貸住宅で気をつけて住んでいても、発生することはあるのです。
騒音トラブルで発生する音には何があるの?
騒音トラブルは、もちろん自分が発生させた音が、隣人の耳に入るので起こります。
住宅内を伝わる音としては、固体音と空気音の2つに分けられます。
床にものを落として建材を伝わるような音が固体音、話し声が空気を伝って伝わるような音が空気音です。
固体音の方が遠くまで伝わりやすいです。
騒音の種類
大きな音を出せば騒音になりますが、日常生活の中で発生する音も、音に対して過敏な人が近隣にいれば騒音としてとらえられてしまいます。
例えば、上の階の足音でも平気な人と気になる人がいます。
集合住宅で騒音トラブルになる音は以下の通りです。
●上階や隣の部屋の足音
●上階や隣の部屋の話し声
●テレビやパソコン、音楽プレイヤーの音
●ペットの鳴き声
●掃除機や洗濯物の稼働音
●ピアノやギターの音
●茶碗洗いの音
この中では、掃除機や洗濯物の音は昼間だと騒音になりにくいです。
夜中使うと騒音として周囲に音が響き、朝方でも使うと五月蠅いと感じる方がいます。
茶碗洗いでは、コップや皿をシンクに落としてぶつけた音、三角コーナーをシンクにたたきつけるような音が響きます。
神経質な人が近所にいると、気をつけていても、足音が五月蠅い、窓やドアを開け閉めする音が五月蠅いなどと苦情を言ってきます。
騒音トラブルになるかどうかは、運次第という部分もあります。
しかし、賃貸物件では音が響きにくい構造の建物もあり、周辺との環境でも騒音になりやすいかどうか決まります。
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防音対策の方法グッズ
騒音対策のための防音
騒音は、入居する物件の選び方でも、防げるかどうかある程度決まります。
入居前には内見して部屋を見るので、そのときに音が発生しやすいかどうか確認します。
建物の構造を確認する
室内や室外の音が響きやすいかどうかは、建物の構造で決まります。
音が響きやすいのが木造であり、音が響きにくいのが鉄骨鉄筋コンクリートです。
●木造
●軽量鉄骨造
●重量鉄骨造
●鉄筋コンクリート造
●鉄骨鉄筋コンクリート
響きやすさは、上記のようになります。
ちなみに、木造と軽量鉄骨は、音の響きやすさにほとんど差がありません。
また、賃貸物件の家賃では、木造は安く、鉄骨鉄筋コンクリートが高いことが多く、家賃と防音性は関係します。
騒音トラブルを避けて防音性の高い部屋に住みたいなら、鉄骨コンクリートか鉄骨鉄筋コンクリートの建物を選んでください。
鉄骨コンクリートはRC、鉄骨鉄筋コンクリートはSRCと表記されている場合もあります。
手軽にできる防音対策グッズ
防音の方法は、吸音、遮音、防振の3つです。
賃貸部住宅に住むとなると、防音シートやマットを使うこととなるので、遮音をメインにした防音対策です。
また、防音カーテンが売っているので、これも防音対策に使えます。
シート、マット、カーテンのどれでも厚みがあるほど、防音性が高いです。
このようなグッズを賃貸住宅で使うとなれば、部屋を借りているので、壁や床に接着剤で固定することはできません。
剥がせるようなタイプのグッズや、固定できるようなグッズを使います。
防音防振マット
歩く音や洗濯機を回す音は、マットを敷くとある程度軽減できます。
防音防振マットは、自分が騒音を発生させないために使えるグッズです。
フロアマットのようなある程度大きさのあるものから、防振ゴムのような小さいグッズもあるので、使う場所にあわせて選んでいきます。
防振ゴムは、スピーカーの振動を減らすのにも使えます。
防音カーテン
自分の部屋から発生する音はもちろん、外から入ってくる音を減らすのにも使えるグッズです。
通常のカーテンよりも厚みがあり、遮音性を高めています。
空気音に対して有効なグッズであり、窓から入ってくる音を軽減するのに役立ちます。
窓の防音性をさらに高めたいとなれば、窓に貼る防音シートを使ってください。
防音パネル
隣の部屋からの音を減らすのに役立つアイテムです。
防音パネルは、数cmの厚みのあるパネルであり、壁に設置するだけで、壁の防音性を高めます。
パネルは、突っ張り棒、両面テープ、専用のジョイントで壁に取り付けられるようになっており、賃貸住宅でも使えます。
壁の防音性を高めるなら、壁の広さ分のパネルを買って設置します。
防音グッズの中では、数万円~数十万円かかるアイテムですが、防音能力が高いグッズです。
パネルの設置が大がかりになることもあるので、物件の管理会社や工務店に相談すると、施工してくれるかもしれません。
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まとめ
賃貸住宅の騒音トラブルは、どのような物件に住むかで、ある程度発生するかどうか決まります。
周囲の騒音に悩まされたくないなら、建物の構造を確かめる他に、その物件が幹線道路や線路から遠いところを選んでください。
入居後に発生する騒音については、防音シートや防音パネルを使うと、ある程度防げます。
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