新たな選択肢として広がりつつある「シャワーのみ賃貸」は、一人暮らししたい人に需要の高い隠れた人気物件です。
浴槽に浸かれないと疲れが取れない人も多くいますが、シャワーのみ物件はメリットが多く、向いている人にはとてもお得で便利な賃貸なのです。
今回はシャワーのみ賃貸のメリットやデメリットについてご紹介いたします。
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弊社へのお問い合わせはこちらシャワーのみ賃貸のメリット
●家賃が比較的安い
●居住スペースが広い
●シャワールームとトイレが別
●掃除する場所がシャワー空間のみで楽
●ガス代や水道代の節約
●都心部や駅近物件が多い
●新築が多い
●ロフト物件が多い
人によってどの点を重視するかは異なりますが、重要な点を確認していきましょう。
家賃や光熱費など費用のメリット
シャワーのみの賃貸は、バス・トイレが同じ空間にあるユニットバスよりも家賃が安い傾向にあります。
安さを求めるのならばシャワーなし、トイレは共同の古い木造物件もありますが、現代の生活からして現実的ではありません。
シャワーのみの賃貸ならば浴槽がない分水道・ガス代もかからないため、少しでも固定費を下げたい人にはおすすめです。
家賃が高く諦めていた地域や条件も、シャワーのみ賃貸をチェックすると見つかるかもしれません。
スペース確保やトイレ別など居住に関するメリット
家賃が安い物件の特徴として、ユニットバスや面積の狭さがあげられます。
シャワーのみ賃貸の多くは、トイレはちゃんと別空間にあって浴槽がない分部屋の面積が広く、ゆとりのある居住スペースを確保できるでしょう。
部屋が広くなくても収納スペースがあったり、脱衣所や独立洗面台が備わっている場合もあります。
安めの家賃でバス・トイレ別を希望する場合はシャワーのみ賃貸がおすすめです。
バスルームの掃除に関して
浴槽がない分洗うスペースも少なく、清潔な状態を保ちやすいのもメリットの一つです。
ただ、シャワールーム内に湿気はたまりやすいため、カビには気をつけましょう。
シャワーのみ賃貸の湿気については下記のデメリットでも詳しくご紹介いたします。
意外と新築に多くある条件
シャワーのみ賃貸は以前からありましたが、ここ最近で一気に人気が出ました。
現在は新築のマンションや大規模なリフォーム・リノベーションに採用されることも多く、安くきれいな家に住めることから人気が高い物件です。
開放感のあるロフトつき物件や、通勤・通学に適した駅近物件でもよく見られます。
シャワーのみ賃貸のデメリット
●賃貸サイトでは探しにくい
●浴槽につかれない
●部屋が狭い場合もある
●他の部屋に湿気がうつる
メリットの多い人気物件ですが、検討するなら事前にデメリットも確認しておきましょう。
なかなかヒットせず探しにくい物件
シャワーのみ賃貸は大きな駅があるような都心部に多く、地方ではあまり見かけない物件です。
賃貸検索サイトでも「シャワールーム」は選択肢がなく探しにくいことも。
調べる際はフリーワード検索を活用したり、地域の不動産会社に探してもらいましょう。
近所に銭湯があると便利
シャワーのみだと自宅で湯船につかれないため、ゆったり入浴できず疲れが取れにくい傾向にあります。
そんな時近くに銭湯や温泉があると心も体もリフレッシュできるため、シャワーのみ賃貸を借りる前には近所の施設も確認しましょう。
安さに特化した物件である可能性
シャワーのみは浴槽がない分居住スペースが広いのがメリットですが、家賃の安さに特化した物件ならば、浴槽のスペースがない分そのまま狭いことも。
同じシャワーのみ物件の相場よりも安い場合は、収納スペースや脱衣所がない可能性もありますので、間取り図の確認や内覧はとても重要です。
湿気がこもったり部屋にうつりやすい
基本的にシャワールームには浴室と同じく換気扇がありますが、脱衣所がない場合やワンルームなどはシャワーの使用で湿気が居住スペースまでうつることもあります。
シャワールームの近くに本棚や水分に弱い電化製品をおくと、毎日の湿気が蓄積されていつの間にか取り返しのつかないことになってしまうかもしれません。
安い物件は他にバルコニーやベランダがなかったりするため、洗濯物の部屋干しでさらに湿気のひどい環境になってしまうことも。
また、シャワールームに隣接している部屋が極端に寒いと、壁や窓に結露がおこる可能性もあります。
回避するためには、内覧時は窓が開けられるか、風通しはよさそうかなど換気性も考えて、カビを発生させないために除湿グッズの多用も検討しましょう。
シャワーのみ物件に向いている人の特徴
●基本的に浴槽は使わない
●できるだけ家賃をおさえたい
●一人暮らしやセカンドハウスとして使いたい
●時間やスペースを有効活用したい
このような人はシャワーのみの賃貸に向いているため、ぜひ積極的に探していただきたいです。
自宅の浴槽が必要ない人
シャワーのみ物件の前提として、日常的に自宅の浴槽を使わない人が挙げられます。
例えば毎日ジムに通って帰りにお風呂にはいったり、銭湯が好きでよく行くような人は自宅の浴槽が必要ないかもしれません。
バス・トイレが同じ空間であるユニットバスのほうが家賃は高めの傾向にありますが、賃貸で暮らしていても結局毎日シャワーのみで過ごし、浴槽を使うことがほとんどなかったという声も。
自分の生活を見て、先に浴槽の必要性を考えましょう。
固定費をなるべく下げたい人
あまり家に帰らなかったり都心部で安価な賃貸を探している人など、家賃を少しでも安く済ませたい人もシャワーのみ物件は向いています。
家賃だけでなく、自宅のお風呂も使えば使った分だけ水道代やガス代はかかります。
一般的に1回の入浴で約200ℓの水が必要で、この平均水道代は1回40~60円程度。
ガス代は都市ガスやプロパンガスにより大きく異なりますが、1回で60~100円程度と考えてよいでしょう。
1ヶ月で計算するとかなりの費用になり、浴槽にお湯をためることは基本料金を除くと水道費やガス代の割合をほとんど占めるはずです。
しかしシャワーも15分使用すれば約180ℓの水量になるため、節水やシャワーヘッドの買い替えも検討しましょう。
また水道代は、同じ量を使用しても倍近く料金が異なる地方もあるため要注意です。
シャワーのみ賃貸は一人暮らしが前提
シャワーのみ賃貸の多くは一人暮らしを前提にした広さで作られていて、自宅からだと通勤に時間がかかる人向けのセカンドハウスとしても人気があります。
固定費を考えても一人暮らしならシャワーの方がお得で、かつ一人でちょうどいい広さを確保できるため、マンションやアパートならば家族での居住は適していません。
自分の生活にあった物件に住みたい人
シャワーのみ賃貸は駅近物件に多く、学生や働き盛りのサラリーマンに向いている条件です。
本当はゆっくり浴槽に浸かりたいけれど、家賃が安くて駅が徒歩5分以内の物件はシャワーのみしかないから妥協するといったケースも。
また家賃が相場どおりでシャワーのみの物件ならば、部屋のスペースや収納が広い場合が多く、自分好みにカスタマイズしやすいメリットもあります。
まとめ
近年は浴槽に浸からずシャワーのみで済ます人も非常に多く、浴槽のない賃貸の需要は年々拡大しています。
シャワーのみ賃貸はメリットも多いですが、一見気づきにくいデメリットもあるため、事前に内覧や間取り図の慎重な確認が必要です。
何を優先するかは人それぞれなので、妥協できるポイントや絶対に外せないポイントを考えながら選びましょう。
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