希望の賃貸物件をあれこれ選んで、新生活をスタートするのは楽しいものですよね。
ただし賃貸物件に入居するためには、さまざまな書類を用意して入居審査に通る必要があります。
今回はおもに初めて賃貸暮らしをする方に向け、お部屋探しの基礎知識として賃貸物件の入居審査について特集。
入居審査で重要視されるチェックポイントや入居審査に通らない原因も併せて紹介しますので、これから賃貸暮らしを始めようとお考えの方は、ぜひチェックしてみてください。
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弊社へのお問い合わせはこちら賃貸物件の入居審査とは？どんな書類を揃えればいい？
賃貸物件を借りて新生活をスタートするためには、まず入居審査に通ることが必要です。
入居審査とは、賃貸物件を所有する大家さんや管理会社が入居希望者の入居を許可するかどうか判断するためのもの。
入居審査では入居後に家賃の支払いが滞ったり、トラブルを起こしたりする可能性がないか、あらゆる角度から判断されます。
とはいえ入居審査についてはとくに決まった基準はなく、大家さんや管理会社によって異なるため、賃貸物件によって厳しさはそれぞれ。
「家賃さえきちんと払ってくれればよい」という大家さんもいれば、ふだんの生活スタイルにまでこだわる大家さんもいるということですね。
いずれにしても、借りたい賃貸物件が決まったら入居審査に先立ち、入居申込書に個人情報を記入します。
さらに賃貸物件によっては、さまざまな書類の添付を求められることもあるので、その場になって慌てないようしっかり把握しておきましょう。
入居審査のために用意するべき必要書類とは？
賃貸物件の入居審査では、仲介する不動産会社から入居申込書への記入が求められます。
入居申込書に記入する項目としては以下のとおりです。
入居申込書に記入する項目
●住所、電話番号、性別、生年月日など
●勤務先の名称、住所、電話番号、業種、年収、勤続年数など
●連帯保証人の氏名、住所、電話番号性別、生年月日など
●連帯保証人の勤務先の名称、住所、電話番号、業種、年収、勤続年数など
●連帯保証人と入居希望者の続柄または関係性
入居申込書とともに、場合によって提出を求められる書類としては、以下のようなものがあります。
場合によって必要となる書類
●入居希望者全員の住民票（発行から3カ月以内の原本）
●印鑑証明書（発行から3カ月以内の原本）
●所得証明書（源泉徴収票などのコピー）
●連帯保証人の承諾書
賃貸物件の入居審査で重要視されるチェックポイントとは？
賃貸物件の入居審査について大まかな流れがわかったところで、ここでは入居審査で重要視されている具体的なチェックポイントを挙げてみましょう。
どんなところをチェックされているか事前にわかっていれば、入居審査も冷静に対応できますよ。
チェックポイント①家賃の支払い能力はあるか？
賃貸物件の入居審査では、家賃の支払い能力があるかないかは重要なチェックポイントとなります。
支払い能力としては、まず賃貸物件の家賃を支払えるだけの年収があるかどうかという点に注目。
ただし年収だけでなく、勤務先や勤続年数、家族構成や年齢などのバランスも踏まえて判断されることが多いようです。
チェックポイント②連帯保証人または保証会社の承諾はあるか？
賃貸物件への入居を希望する際は、連帯保証人もしくは家賃保証会社などによる保証を付けるのが一般的。
連帯保証人を付ける場合は連帯保証人となる人の承諾が必要なのはもちろん、その人の年収や年齢もチェックポイントとなるので要注意！
大家さんや管理会社などが家賃保証会社による保証を認めている場合、家賃保証会社の審査に通ることでこちらのチェックポイントはクリアとなります。
チェックポイント③入居者の性格や態度などは適正か？
賃貸物件の入居審査では、入居者の性格や態度、属性なども外せないチェックポイント。
賃貸物件を仲介する不動産会社は大家さんに対して、入居希望者の人柄などを報告することになっており、常識的な人物かどうかを判断しているみたいです。
お部屋をお貸しすれば、今後の長い付き合いになりますので、どのような方が住まわれるかを気にされます。
どうして！？賃貸物件の入居審査が通らない原因とは？
最後に、上記のようなチェックポイントを踏まえ、入居審査に通らない原因についてまとめてみましょう。
希望の賃貸物件の入居審査に通るためには、以下の原因をつくらないよう注意することが大切です。
入居審査に通らない原因①入居希望者の人柄・態度が悪い
上記でも触れたとおり、入居希望者の人柄や態度は多くの大家さんや管理会社が重要視するポイントです。
人柄などに問題がある人は、入居後に近隣とトラブルを起こしかねないので、入居審査に通らない原因となります。
入居審査に通らない原因②家賃の滞納履歴がある
家賃保証会社を利用すると、家賃の滞納履歴が記録されて家賃保証会社の間で情報が共有されます。
過去に家賃を滞納した履歴があれば、入居審査に通らない大きな原因となるのは間違いありません。
またクレジットカードやローンの滞納履歴も信用情報機関に記録されており、いわゆるブラックリストに載ってしまうと入居審査に通らない可能性が高いでしょう。
入居審査に通らない原因③連帯保証人が決まらない
連帯保証人となる人が保証することを拒否したり、高齢、無職など連帯保証人自身に問題があったりする場合も、入居審査に通らない原因の1つ。
連帯保証人になってもらう人にはあらかじめきちんと話を通し、年齢や年収などに不安がなく連帯保証人として認めてもらえるかどうか確認しておく必要があります。
入居審査に通らない原因④家賃が年収に見合っていない
自身の年収に対して高額な家賃の賃貸物件を選んだ場合も、入居審査に通らない原因となります。
一般的な家賃相場としては、手取り月収の2割から3割が目安。
広さや間取り、立地など希望の賃貸物件に住みたいからと、年収に対してパーセンテージの高い家賃の物件を選んでも、入居審査に通らない可能性が高いので注意しましょう。
入居審査に通らない原因⑤勤務先や職業の印象が悪い
賃貸物件を貸す側としては、やはり安定した収入のある人が入居者として理想的。
そのため収入が安定しない勤務先や職業も、入居審査に通らない原因となります。
またとくに入居審査が厳しい物件では昼夜逆転の生活をする職業の人も、周囲とのトラブル回避を理由に厳しく審査することも。
ただしそうした職業に理解のある賃貸物件も少なくないので、もしも断られても落ち込まず、違う賃貸物件をあたってみるのがおすすめです。
まとめ
賃貸物件の入居審査には、所得証明書などの書類だけでなく人柄などもチェックポイントとなるのですね。
「審査」というとちょっと緊張してしまいますが、入居審査を受ける前にあらかじめ通らない原因も把握しておくと安心です。
賃貸物件の入居審査に通るためには、必要書類をしっかり準備すること、連帯保証人に事前確認しておくこと、誠実に対応することの3つを守るのが鉄則！
入居審査をクリアすることは、賃貸暮らしを気持ちよくスタートさせる第一歩といえるかもしれませんね。
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