「最上階に住んでみたい」賃貸マンションを選ぶ際、1度は思ったことがありませんか?
住まい探しは階数を重視する人も多いですが、最上階にはメリットだけでなくデメリットも生じます。
この記事では、賃貸マンションでの最上階にスポットを当て、メリットやデメリット、住む際のポイントや対策をお伝えします。
賃貸への引っ越しを検討中の人は、ぜひ参考にしてみてください。
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まずは、賃貸マンションで最上階を選ぶメリットを見ていきましょう。
日当たりが良い
日当たりが良いのが、賃貸マンションで最上階を選ぶメリットです。
最上階なら太陽光を遮る建物がほとんどないので、1年を通して日当たりの良さが期待できます。
賃貸を探す際、日当たりの良さを条件にする人も少なくありません。
日当たりが良いと部屋のなかが明るくなり、健康的で気持ちの良い生活を送れるでしょう。
日当たりが悪いと、物件によっては昼間でも電気を付けなくてはなりません。
電気代もかさみますし、なにより暗い空間にいると気持ちまで暗くなってしまいそうです。
また近年は新型コロナウィルスの流行にともない、リモートワークや外出の自粛を求められています。
在宅時間が増えたことにより、家の居心地や暮らしやすさが見直され、日当たりの良い物件に引っ越しする人も増えているのだそうです。
最上階の賃貸マンションなら、在宅時間やリモートワークにもピッタリでしょう。
眺望が良い
眺望が良いのも、賃貸マンションの最上階が持つメリットです。
周辺に高い建物がなければ周辺の街を見渡せ、贅沢な暮らしを送れます。
エリアによっては美しい夜景を見ることもでき、お酒を楽しんだりのんびりしたり、ワンランク上の生活がかないそうです。
低層階の場合、日当たりや風通しは良かったとしても眺望の良さはなかなか望めないかと思います。
眺望の良さは、最上階ならではの大きなメリットですね。
プライバシーが守られる
最上階の賃貸マンションの場合、周辺に高い建物がなければプライバシーも守られます。
カーテンを開けていても外からの視線が気にならず、1日中開放感を得られるのがメリットです。
低層階の場合、道路に面していたり人通りが多かったりする部屋だと、室内をのぞかれる不安がありませんか?
最上階なら人目を気にせず楽に暮らせます。
防犯性に優れている
防犯性を気にする人にも、賃貸マンションの最上階はおすすめです。
ほかの階に比べてセキュリティが強化されている最上階もあり、安心して暮らせます。
また最上階までアクセスするには、エントランスやエレベーター、共有廊下などを通らなければならず困難です。
そのため侵入者が入りにくいのも、大きなメリットでしょう。
ステータスを得られる
最上階のメリットとして、ステータスを得られるという点も挙げられます。
ほかの住戸と比べて数が少なく、広いバルコニーや大きな開口部など、特別な仕様になっている部屋も多いです。
希少性も高いので、ちょっとした優越感を得られるでしょう。
賃貸マンションの最上階を選ぶデメリット
では賃貸マンションで最上階を選ぶと、どのようなデメリットが生じるのでしょうか?
夏は暑い
天井のうえがすぐ屋根なので、夏は直射日光の影響を受けやすいのがデメリットです。
日中屋根に吸収された熱は夜間に放出されるので、部屋のなかがどうしても暑くなってしまいます。
日本の近年の夏は猛暑日が多いので、寝苦しさを感じるかもしれません。
また日当たりが良いぶん、窓からの太陽光も室内の温度を上げる原因となります。
部屋までアクセスしにくい
自分の部屋までアクセスしにくいのも、大きなデメリットです。
先ほどもお話ししましたが、地上から自分の部屋にいくためには、エントランスやエレベーター、共有廊下などを通らないと到着できません。
最上階はエレベーターに乗っている時間も長くなり、低層階に比べると時間がかかります。
朝や夕方など、たくさんの人がエレベーターを使う時間帯は渋滞ができることもあり、不便に感じることもあるでしょう。
また忘れ物をしたときは最上階まで戻らなくてはならず、時間がないときは大変です。
低層階や一戸建てのように、玄関を開けたらすぐ地上というわけではないので、外出時は時間に余裕を持つ必要があります。
家賃が割高
希少性が高いため、家賃が割高になるのもデメリットです。
日当たりや設備など、好条件に恵まれているので、ほかの階に比べて高く設定されています。
家賃と暮らしやすさを天秤にかけ、自分にとってどちらがベストなのかを考えてみましょう。
災害時は困る
災害時は困るという点もデメリットです。
災害時にエレベーターが停止すると、上り下りを階段でおこなわなくてはなりません。
断水した場合は1階まで水を汲みにいく必要があり、何度も往復する必要があります。
重たい水を持ちながらの階段の上り下りは、若い人でも大変です。
また高層階は地震の揺れの影響を受けやすくなります。
低層階より揺れやすいので、さまざまな災害対策をおこなう必要があるのもデメリットです。
最上階の賃貸マンションに住む際の対策やポイント
最後に、最上階の賃貸マンションに住む際の対策やポイントを見ていきます。
夏におすすめの対策
先述した通り夏は暑くなりやすいため、室内の温度が上昇しないよう暑さ対策をおこないます。
窓から入ってくる日差しを遮るためには遮光カーテンがおすすめです。
しかし完全な遮光にすると室内が暗くなってしまうので、適度に採光が取れるすだれを使用してみるといいでしょう。
また窓にグリーンカーテンを設置するのもおすすめです。
グリーンカーテンは植物の葉から出る水分が室内の温度を下げてくれ、見た目も涼しく、エコな暑さ対策として注目されています。
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災害に備えた対策
災害に備えて、背の高い家具は固定しておくのも対策の1つです。
賃貸マンションの高層階は地震の揺れの影響を受けやすいので、家具や家電が倒れる可能性があります。
滑り止めシートや固定器具はホームセンターなどで手に入るので、ぜひチェックしてみてください。
また災害が起きたときに備えて、避難経路を調べたり、停電時の生活を体験したりするのもおすすめです。
1階まで実際に上り下りしてみて、どのくらいの時間と労力がかかるのか、把握してみてもいいでしょう。
消火器や非常階段の位置を調べたり、防災グッズを準備したり、万が一に備えておきます。
アクセス環境の対策
エレベーターの渋滞を避けるために、家を出る時間を調整するのも対策の1つです。
朝の通勤時や通学時は混雑するため、「エレベーターがなかなかこない」といった事態になりかねません。
そのため少し早く家を出たり早めに帰宅したり、エレベーターの渋滞に巻き込まれない工夫をおこないましょう。
また朝のみ階段を使うのも1つの手です。
上りに比べて下りなら階段でもスムーズに移動でき、エレベーターの渋滞を心配する必要もありません。
まとめ
この記事では賃貸マンションでの最上階をテーマに、住むメリットやデメリット、デメリットを払拭するための対策をお伝えしました。
最上階にしかないメリットがたくさんある反面、デメリットも生じます。
引っ越し後に後悔しないよう、両者を理解したうえで住むのがおすすめです。
デメリットを払拭するための対策もぜひ実践してみてください。
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