鍵は家や住民を守ったり防犯性を高めたりするため、ほとんどの住宅に装備されています。
しかし、古い鍵をそのまま使用していると簡単に開けられてしまうかもしれません。
そのため時期を見計らって、防犯性の高いものに交換するのがおすすめです。
この記事では防犯におすすめの鍵をテーマに、種類や防犯性に優れているもの、利用時のデメリットを見ていきます。
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弊社へのお問い合わせはこちら防犯におすすめの鍵の種類とは?
まずは防犯のおすすめしたい鍵の種類を見ていきましょう。
ディスクシリンダー錠
日本の住宅で一般的に採用されているのが、ディスクシリンダー錠という種類です。
比較的リーズナブルで鍵がすり減っても利用でき、ホコリやゴミが挟まっても使えるのがメリットになります。
ディンプルシリンダー錠
ディンプルシリンダー錠は、近年住宅に取り入れる人が増えています。
差し込み部分に丸いデコボコがあり、ピッキング対策におすすめです。
ピンタンブラー錠
ギザギザ部分が片方だけにあるピンタンブラー錠は、ディスクシリンダー錠より防犯性に優れています。
昔から住宅に採用されてきた種類で、価格も安価のためコストをおさえたいときにおすすめです。
カードキー
カードキーと聞くとオフィスやホテルをイメージしますが、最近は新築住宅でも取り入れられています。
鍵穴がないためピッキングの被害もなく、防犯性に優れているのが魅力です。
カードをかざして開錠するタイプや、暗証番号を入力するタイプなど、カードキー1つとってもさまざまな種類があります。
また間違い防止機能が付いていることがほとんどなので、お子さまが誤って操作したり、締め出されたりする心配も少ないでしょう。
防犯性に優れたおすすめの鍵はこれ!
次に鍵のなかでも防犯性が高いおすすめの鍵をご紹介します。
カバ・スターネオ
防犯性の高い鍵としてまずおすすめしたいのが、カバ・スターネオです。
カバ・スターネオとは鍵の所有者を登録でき、不正コピーを防止できます。
斜めに鍵がささる特殊な構造をしていて、2兆2千億通りのパターンを持っているのが特徴です。
ピッキングにかかる時間と鍵穴壊しがそれぞれ10分以上かかるので、優れた防犯性を持っていると言えるでしょう。
またカバ・スターネオには鍵の上下がないので、抜き差しもスムーズにおこなえます。
先端が鉛筆のように細くなっているので、お子さまでも利用しやすいのがおすすめの理由です。
鍵を複製するためには、登録証に記載された所有者の署名と捺印が必要なので、安心して導入できます。
カバ・エース
防犯性の高い鍵のなかでも、リーズナブルに導入できるのがカバ・エースです。
ピッキング性能に優れた種類で、賃貸などの集合住宅で多く導入されています。
マスターキープランを選べばオートロックの住宅でも採用でき、中身を交換するだけですぐに使用することが可能です。
リーズナブルな価格で性能の高い鍵を導入したい人や、オートロックの賃貸物件に住んでいる人におすすめと言えます。
ゴールV-18
次におすすめしたいのが、ゴールV-18と言う老舗の鍵メーカーが作ったディンプルタイプの鍵です。
高い防犯性を持っていることから、マンションや一戸建てなどさまざまな住宅で採用されています。
強度や耐ピッキングにも優れているのにもかかわらず、ほかの種類に比べてリーズナブルなところがメリットです。
リバーシブルタイプのためお子さまでも使いやすく、アフターメンテナンスサービスがあるので万が一のときも安心でしょう。
またゴールV-18は実際に使ったことのある人から、高い評価を得ている鍵です。
「安価で使いやすい」という点が、高評価につながったのだと思われます。
アルファFBロック
防犯性の高い鍵のなかでもトップクラスの性能を持っているアルファFBロックです。
CP-C認定マーク(ピッキングに強いことが認定された鍵)が付いたディンプルキーで、1,300億とおりのパターンを持っています。
鍵の先端に直径約1mmのボール(スチール製)が埋め込まれていて、より複雑になっているのが特徴です。
複製する場合は、購入時に取得できるセキュリティーカードを提出しなければならず、見つからない場合は手続きできません。
高い防犯性を持っているため価格は割高ですが、高額でも安心を優先したい人はアルファFBロックを検討してみてください。
ロータリーディスクタンブラー錠
ロータリーディスクタンブラー錠も、防犯性の高い鍵の1つです。
合鍵の作成がむずかしく、コピーされた鍵を使用すると鍵穴から抜けなくなることもあります。
現在導入している住宅は少ないですが、今は防犯意識の見直しが推奨されているので、今後は利用者が増えていくかもしれません。
リモコンキー
専用のリモコンを使い、遠隔操作で開錠や施錠ができる種類です。
荷物をたくさん持っているときや小さなお子さまを抱っこしているときも、ボタンを押すだけで開けたり閉めたりできます。
おすすめだけどデメリットもある?防犯性の高い鍵を持つ注意点
防犯性に優れたおすすめの鍵をご紹介してきましたが、所有することでデメリットも生じます。
コストがかかる
大きなデメリットはコストがかかるという点です。
ディスクシリンダー錠などは5,000円から16,000円前後で購入できます。
しかしアルファFBロックやゴールV-18、カバ・スターネオなどは10,000円から35,000円ほどかかるのがデメリットです。
初期コストだけを見ても2倍近い費用がかかるので、導入時はコストと効果のバランスを考えなくてはなりません。
また合鍵を作成する場合も、およそ2倍の差が出ます。
複製すればするほどコストが発生するので、家族の人数に応じて選ぶのがおすすめです。
交換したり修理したりする場合、構造が簡単なものほど安く済みます。
そのため長い目で見て本当に必要だと思う種類を導入しましょう。
電子錠は紛失に注意
リモコンキーやカードキーなどの電子錠は、紛失に注意が必要です。
たとえばリモコンキーは手軽に開錠や施錠ができますが、リモコンを持ち歩く必要があります。
そのため外出先で紛失してしまい、「帰宅したのに家の鍵が開かない…」という事態になりかねません。
キーホルダーに付けたり肌身離さず持ったり、リモコンをなくさない工夫が必要です。
電池交換も必要
電池交換が必要なのもリモコンキーのデメリットです。
電池が切れてしまうと開錠や施錠ができないため、電池のストックを持ち歩く人もいます。
初期費用だけでなく、消耗品としてのランニングコストがかかるので、導入時は注意しましょう。
先述したおすすめの鍵を所有すれば、高い防犯性や安心感を得られますが、上記のようなデメリットも生じます。
そのため選ぶ際はメリットだけでなく、デメリットにも着目することがポイントです。
便利で優れた機能を持っている鍵は、そうでないタイプに比べて導入コストや維持費がかかり、紛失時は家に入れないといったデメリットも生じます。
犯罪から家や住民を守ってくれるのが鍵の役割ですが、無理して高額な修理を選ぶ必要はありません。
窓を防犯ガラスにしたり防犯カメラを導入したり、鍵以外の対策もあるので併用するのもおすすめです。
まとめ
この記事では防犯におすすめの鍵をテーマに、より防犯性が高い種類や導入することで生じるデメリットをお伝えしました。
鍵と一口にいってもさまざまな種類があります。
犯罪から身を守るため、予算や目的に合った防犯性に優れたものを選んでみてください。
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