川沿いの家はリバーサイドやウォーターフロントと呼ばれ、開発地に多く見られます。
都会に住んでいても自然を身近に感じられるため人気がありますが、デメリットや注意点もいくつかあります。
今回は川沿いの賃貸物件に住むメリットや注意点、デメリットへの対策法、そして入居前のチェックポイントについてお伝えします。
川沿いに住むことを検討されている方はぜひご参考になさってください。
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弊社へのお問い合わせはこちら川沿いの賃貸物件ってどんな家?住むうえでのメリットや魅力
まずは川沿いの賃貸物件とはどのような家なのか、住むうえでのメリットや魅力を見ていきましょう。
景観が良好
メリットとしてまずあげられるのが、景観の良さです。
リバーサイドやウォーターフロントの物件は、自然環境に恵まれています。
一般的な住宅地にはないロケーションは川沿いの家ならではの魅力です。
場所によっては満開の桜や四季折々の植物、夏は花火などを鑑賞できるでしょう。
また川や海は一般的に移動するものではありません。
半永久的に良好な景観を楽しむために、川沿いの賃貸物件を選ぶ方もいるくらいです。
日当たりの良さ
川のある方角には大きな建物が建ちにくいので、日当たりが良好なのもメリットです。
家の向きによっては夕方まで日差しが差し込み、真冬でもあたたかく過ごせます。
洗濯物や布団もカラッと乾かすことができ、生乾きになることは少なくなるでしょう。
賃貸物件を探す際、立地や家賃だけでなく日当たりの良さを条件にする方が多いです。
日当たりの良さを求める方は、ぜひ川沿いの家を検討してみてください。
風通しの良さ
メリットして景観や日当たりの良さだけでなく、風通しの良さもあげられます。
川側が開けているため風が通りやすく、気持ち良く過ごすことが可能です。
新型コロナウイルスの流行に伴い、最近は家の中でも適度な換気が推奨されていますよね。
川沿いの賃貸物件なら効率よく空気の入れ替えができ、衛生的な室内環境を保てそうです。
また風通しが良ければ、湿気やカビの発生も軽減できます。
夏は涼しく過ごせる
夏は涼しく過ごせるのも大きなメリットのひとつです。
川風や、川沿いに植樹された植物から出る気化熱により、比較的涼しく過ごせます。
猛暑日が多い日本の夏は、エアコンをフル稼働させる方がほとんどではないでしょうか。
「光熱費の請求書を見てビックリした!」という方もいらっしゃるでしょう。
水のある立地はコンクリートよりも温度が上がりにくいので、川沿いの家に住めば光熱費を削減できるかもしれません。
自然に囲まれた生活を送れる
メリットとして自然に囲まれた生活を送ることができる点もあげられます。
「自然豊かな環境に住みたいけれど、結局利便性の高い場所を選んでしまう」という方も多いです。
利便性を重視すると、駅から近い家や線路沿いなど、どうしても自然の多い場所から離れてしまいますよね。
川沿いの賃貸物件であれば、都心部であっても自然を身近に感じられ、癒し効果も得られます。
運動もしやすい
川沿いや河川敷には広々とした歩道やテニスコートなど、体を動かせる環境が整っていることが多いです。
そのためウォーキングやジョギング、スポーツなどを楽しめます。
外出自粛やステイホームにより、運動不足に悩んでいる方もいらっしゃるでしょう。
川沿いの賃貸物件なら運動環境に恵まれ、健康的な送ることができそうです。
川沿いの賃貸物件に住む際の注意点
次に川沿いの賃貸物件に住む際の注意点を見ていきましょう。
水害のリスクがある
注意点としてまずあげられるのが、水害のリスクです。
川や海などの近くは自然災害が発生すると、浸水などの水害に合いやすくなります。
日本は地震や集中豪雨、大きな台風が起きやすい国です。
とくに注意したいのが大雨による洪水や浸水で、全国各地で大きな被害が発生しています。
そのため賃貸物件を選ぶ際は災害リスクを考慮しなければなりません。
川沿いは水害の被害に合いやすいことを注意点として押さえておきましょう。
虫が浸入しやすい
水のある場所は虫が発生しやすいのがデメリットです。
そのため川沿いの賃貸物件は、蚊やハエなどの侵入リスクが高まります。
低層階ほど虫が入りやすいので、1階や2階を選ぶ際は防虫対策をおこなってください。
高層階は風が強い
川沿いの家は、高層階に住むほど風が強くなる傾向にあります。
風通しの良さがメリットですが、台風が近づいているときなどは注意が必要です。
洗濯物が飛ばされてしまったり、気が付いたら網戸が開いていたり、川沿いの家ならではの気をつけるべきことがあるのです。
砂ぼこりも舞いやすいので、風の強い日は窓が開けにくいかもしれません。
川沿いの賃貸物件に住むデメリットへの対策と入居前のチェックポイント
最後に川沿いの賃貸物件に住むデメリットへの対策と、入居前のチェックポイントを見ていきましょう。
ハザードマップをチェックする
川沿いの家を選ぶ際は、対策としてハザードマップをチェックしてください。
ハザードマップとは、自然災害が起きたときどのような被害が起きるのかを予測し、地図化したものです。
万が一地震や津波が起きたとき、川の氾濫や浸水などの災害リスクを把握できます。
またハザードマップには被害予測だけでなく、避難所や避難所までの避難経路も記載されています。
実際に災害が起きたとき、避難場所や避難経路を知っておけばいざというときも安心です。
ハザードマップは国土交通省のハザードマップポータルサイトでチェックできるので、ぜひ目を通しておきましょう。
虫の発生が気になる場合やセキュリティ面で不安な場合は高層階に住む
虫の発生が気になる方は、高層階に住むのがおすすめです。
1階や2階は地面や川が近いため、虫が入りやすくなります。
高層階であれば比較的虫の侵入を防げますが、洗濯物や風に乗って入ってくることもあるので注意が必要です。
またセキュリティ面が心配な方も、低層階より高層階を選んでください。
低層階は災害時に避難しやすいなどのメリットがありますが、セキュリティ面を考えると高層階がおすすめです。
整備された川の側を選ぶ
整備された川の側を選ぶのも、対策のひとつです。
キレイに整っていないと虫や異臭が発生しやすく、治安面でも不安が残ります。
最近は再開発により下流域でも浄化された川がたくさんありますが、整備されていないところもまだまだ多いのです。
虫の発生や異臭リスクを少しでも軽減させるため、同じ川沿いの家であっても整備されている川付近の物件を選ぶことをおすすめします。
イベントの有無や頻度をチェックする
川沿いや河川敷では、大規模な花火大会やイベントが開催されることも多いです。
人混みを気にせず花火を楽しんだり、徒歩でイベントに参加できたりするのは大きなメリットですよね。
しかし人が多く集まるイベントは大きな音が発生しやすく、人によっては騒音に感じる可能性があります。
夜遅くまで人の声が続くこともあり、デメリットに感じてしまう方もいらっしゃるでしょう。
そのため、どのようなイベントが計画されているのかをチェックしておくことが大切です。
騒音問題は実際に住んでから気づくことが多いので、静かに暮らしたい方は大きな川ではなく、比較的小さな川沿いを検討してみてください。
まとめ
川沿いの賃貸物件には、景観や日当たりの良さなどたくさんのメリットがあります。
しかし川沿いならではの注意点も生じるので、慎重に選ぶことが大切です。
今回ご紹介したデメリットへの対策や、家のチェックポイントを参考にしていただき、安心して暮らせる住まい探してください。
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