マンションやアパートをお探しの方で、「一階に住むのって実際はどうなんだろう」と感じている方も多いのではないでしょうか。
一人暮らしを始める方や、お子さんができるから引っ越しを考えている御夫婦は、少なからず不安を感じていると思います。
そこで本記事では、一階に住むメリットとデメリットをご紹介したうえで、向いている人の特徴も解説していきます。
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弊社へのお問い合わせはこちらマンションやアパートの一階に住むメリットとは?
賃貸をお探しの際に避けられがちな一階物件ですが、多くのメリットがあるのも事実なのです。
今回はそのなかでも3つをご紹介します。
上階と比べて安い
これは特にマンションによく見られることですが、階数が上がるほど値段が高くなっていきます。
理由はとてもシンプルで高層階になるほど人気があるからです。
誰もが一度はタワーマンションの最上階に住んでみたいと考えると思います。
しかし、見方を変えれば同じマンションの同じ間取りの部屋に、階数が低いというだけで安く住むことができるということです。
後ほど紹介するデメリットを気にしないという人にとっては、大変お得だと言えます。
騒音トラブルになりにくい
一階に住めば、足音や物音に気を使うことなく生活することができます。
それは、下の階に下の階に人がいない、正確に言えば下には住むことができないからです。
マンションやアパートなどの集合住宅に必ずついてまわるのが騒音トラブルです。
それなりに高級な物件になると防音対策がしっかりしていますが、一般的な物件となると床の音は下の階によく響きます。
足音や物音が下の階の人にどれだけ迷惑をかけているのか、これを自覚することは非常に困難です。
知らないうちに下階の人にストレス与えていて、ある日突然耐えきれなくなった人が文句を言いにやってくるといったケースも存在します。
お互いに話し合っていい関係を維持していければいいですが、最悪の場合第三者に間に入ってもらわないと収集がつかないことにもなりかねません。
また、お子さんがまだ小さいご家庭では、騒がしくしてないかとても不安だと思います。
そういったことを一切気にせず暮らせるのは大きなメリットだと言えるでしょう。
階段やエレベーターが不要
階段やエレベーターを使わずに生活できるというのは大変便利です。
たとえば、家を出てすぐに忘れ物に気づいたとします、高層階に住んでいる人はそれを取りに上がるのにまたエレベーターを使わなくてはいけません。
もしエレベーターのない物件だったとしたら、階段を登る必要があり、朝から気分が下がってしまいます。
忘れ物以外でも、高層階に住むと日常的に階段やエレベーターを使わなければならず、人によってはそれがストレスになる場合もあります。
そして、日常生活以外に、災害時にもエレベーターや階段を使わなくていいことのメリットは発揮されます。
地震が起こったときは素早く建物の外に避難することができ、とても安全だからです。
火災が発生しても取り残される危険性は少なく、自力で脱出できることがほとんどです。
それに比べて、高層階に住む人は逃げ遅れる可能性が大きくなるだけでなく、避難の際に非常口に人が押し寄せて怪我をする危険もあります。
下の階に住むとこういった危険を未然に回避することができます。
マンションやアパートの一階に住むデメリットとは?
前述したとおり、階数の低い物件は人気も低い傾向にありますが、それは当然デメリットもあるからです。
日当たりが悪い
一階物件は日当たりが悪いことが多いです。
特に駅周辺の住宅街など建物が密集しているところでは、日当たりの悪さが顕著になります。
窓が1つのワンルームの場合、季節によっては昼間でも電気をつけて生活するケースがあり、日当たりを重視する人にはおすすめできません。
また、洗濯物が乾きにくいというのも大きな欠点だと言えるでしょう。
せっかくの晴れた日曜日でも、日光が当たらなければ布団を干す気もなくなってしまいます。
防犯面に不安
マンションやアパートの一階はどうしても防犯面に不安が残ります。
理由はとてもわかりやすくて、地面と地続きになっているからです。
実際に空き巣や、覗き、下着泥棒などの被害件数を階数ごとに比べると、低層階のほうが明らかに多いです。
その対策として、地面からすこし高さをとった位置に一階部分を建てる物件がふえています。
地続きになるのを防ぎ、部屋の様子を外から見えないようにすることで、犯行を抑制する狙いです。
しかし、実際には大人なら簡単によじ登ることができてしまうケースが多く、高層階とくらべて防犯面に不安があることに変わりはありません。
普段からカーテンをしめるようにする、女性は下着を外に干さないようにする、など対策をしましょう。
虫が入りやすい
これは仕方のないことですが、高層階にくらべて虫が入りやすいです。
理由はやっぱり、地面との距離が近いからです。
ゴキブリやアリなどの侵入経路は建物の隙間などで、まず侵入されるのは当然一階からです。
また、蚊や蝿などの飛ぶ虫も発生源は地面の近くであることが多いです。
強風の吹く上層階までは飛んでくることがほとんどできないので、低い階の玄関やゴミ箱に集まりがちです。
これについては、防虫剤を設置するなどしっかり対策をしていれば特に問題なく暮らせるので大丈夫です。
マンションやアパートの一階に住むのに向いている人とは?
ここまで、一階に住むメリットとデメリットをそれぞれ話してきましたが、これらからわかる一階物件が向いている人の特徴を3つご紹介します。
安さを重視する人
やっぱり、全く同じ間取りの部屋でも上の階より安くすむことができるのは、大きなメリットです。
たとえば同じ条件の部屋で、一階の家賃が最上階の家賃より3,000円安買った場合、1年間で36,000円、5年間住めば180,000円も差がつきます。
これは、上記のデメリットを気にしない人にとってはとてもお得です。
今回は一か月3,000円を例に上げましたが、タワーマンションのように階数が高くなればなるほどその差は大きくなります。
たしかに、都会の町並みを一望できる高層マンションの最上階のも憧れますが、それよりも安さのほうが重要だと感じる人は向いていると思います。
災害時の安心感を求める方
災害時の安心を強く求める人には、低層階がとても向いています。
なぜかというと、地震や火災のときに迅速な避難ができるからです。
地震が起こったときにはエレベーター内に取り残されるのを避けるために、階段で避難するケースが多いです。
この時パニックになった人が階段におし寄せると、転倒して怪我をすることがあります。
階数の低い部屋に住んでいれば、いち早く避難できるのでその心配はありません。
しかし、大雨や川の氾濫の際、真っ先に浸水被害を受けてしまうという懸念があります。
これについては、防犯面のデメリットのところで説明したとおり、一階でも完全に地続きになっていることは少なくなってきているので、浸水被害を受けることはまれです。
これらのことから、身の安全が第一だという方は一階がすすめです。
小さなお子さんがいる方
これは騒音トラブルについてのメリットの話と重複しますが、下の階を気にせず暮らせるというのは、小さなお子さんがいるご家庭にはとてもうれしいことだとおもいます。
一階に住んでいれば、元気なお子さんが走り回っても迷惑をかけることはありません。
まとめ
マンションやアパート一階に住むメリット・デメリットから、向いている人について考えてきました。
実際に生活する場面を想像しつつ、なにを重要視するのかで一階も視野に入れてお部屋探しをしてみてはいかがでしょうか。
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