一人暮らしをこれから始めるにあたって、どの程度の費用を用意しておけば良いのでしょうか。
一人暮らしで必要なお金は家賃だけでなく、入居時にかかる初期費用や家具代から、生活費まで幅広いです。
この記事では、一人暮らしするうえで一般的にかかる費用を分類し、それぞれについて解説いたします。
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入居時にかかる費用は「初期費用」と呼ばれることも多いです。
初期費用になにを含めるか、はっきりした定義はありませんが、主に家主に支払う敷金と礼金、不動産会社に支払う仲介手数料などがあります。
また、契約が終わった後の引っ越し代も忘れてはいけません。
敷金・礼金
入居時に必要と言うと、敷金・礼金を思い浮かべる方は多いでしょう。
敷金も礼金も、それぞれ家賃の数か月分設定されている物件から、0円の物件までさまざまです。
敷金と礼金を設定している物件のほうが多いため、初期費用として計算に入れておくほうが良いでしょう。
敷金は、住んでいる間に部屋を傷つけてしまった場合、退去時に原状復帰するための費用として使われるのが基本です。
そのため、部屋をきれいに使い、修繕があまり必要なかった場合には、使われずに残った敷金は戻ってきます。
礼金は大家さんへの「お礼」としてのお金のため、支払ったお金が戻ってくることはありません。
敷金と礼金は合わせて家賃の5~6か月かかる場合もあり、家賃5万円の物件であれば最大30万円の敷金と礼金がかかると考えておくと安心です。
仲介手数料
物件の仲介をした不動産会社に支払う仲介手数料も、入居時にかかる費用のひとつです。
仲介手数料は家賃の1か月分というのが相場のため、家賃5万円であれば、仲介手数料も5万円です。
万が一、家賃1か月分よりもっと多くの仲介手数料を求められた場合は注意が必要です。
引っ越し費用
引っ越し費用は季節や荷物の量、運ぶ距離などによって相場は大きく変わります。
引っ越し代を安く抑えるためには、荷物を極力少なくする、引っ越しの繁忙期(2~4月)を避ける、平日におこなう、時間の指定をしないなどの工夫ができます。
県外からの引っ越しであれば、5~10万円ほどの引っ越し代になる方が多いようです。
一人暮らしで購入する家具・家電の費用
初めての一人暮らしの場合、家具や家電はすべて新しく用意することも多いでしょう。
家具や家電のすべてを新品で揃える場合、最低限の機能のものを購入したとしても10~20万円ほどかかります。
もしこだわりがなければ、リサイクルショップで購入するなど中古品も活用すれば、家電も安く手に入れることもできます。
実家で使っていたものをそのまま持ってきたり、不要なものを人から譲ってもらったりしても良いですね。
一人暮らしの費用を抑えるためのコツは、最初に購入する家具や家電は最低限にしておき、必要だと感じてから購入することです。
家具や家電は個人によって必要だと感じるものが異なりますが、多くの方が購入するものは以下のとおりです。
冷蔵庫・電子レンジ
冷蔵庫や電子レンジは、自炊するかしないかでどのようなものを購入するかが変わってきます。
電子レンジは自炊をしないとしても便利に使え、調理以外で活躍する場面もあるため、揃えておきたい家電です。
洗濯機
汚れの落ちやすい縦型掃除機は比較的安価に購入できます。
乾燥機能も付けたいのであれば、価格は上がりますがドラム式を購入すると良いでしょう。
テレビ
最近はテレビよりもパソコンやスマートフォンを優先して、良いものを購入する方も多いです。
テレビを購入するかどうかは、生活スタイルに応じて決めましょう。
掃除機
部屋をきれいに保ちたいなら、気軽に使える掃除機は必需品です。
ただし、フローリングワイパーを使うので掃除機は不要だという方もいます。
照明器具
最初からついている場合もあるため、どこにどのような照明が付いているか、内覧の際に確認しておきましょう。
エアコン
エアコンが設置されていない物件の場合、エアコンを購入する必要もあります。
エアコンは6帖用でも設置費用が7万円ほどかかるため、事前にエアコンが付いているかどうか確認しておくことが大切です。
カーテン
カーテンは日差しを避けるだけでなく、外から家のなかを見えにくくするという防犯の役割も果たすため、早いうちから準備しておきましょう。
寝具一式
寝具をベッドにするか布団にするかは好みで決めれば良いですが、ベッドのほうが布団上げ下げの手間はなく、ソファ代わりにも使えます。
ただし布団のほうがスペースを取らず、購入費用も安いのはメリットです。
その他の家具
他にも収納用品や、テーブルなども購入する方が多いです。
また、家具以外にも、調理器具や食器、クッションなど、こまごまとしたものを多数購入する必要があります。
家電も家具も、ご自身の生活スタイルに応じて必要なものを見極めましょう。
一人暮らしの生活費
一人暮らしをするうえで、「生活費」とまとめられることが多い、日常の生活をするうえでかかる費用も多くあります。
電気やガス、水道代などの光熱費から、食費、通信費、雑費まで、さまざまな費用を合わせた生活費は、個人差がありますが、毎月7~8万円ほどかかる方が多いようです。
これに家賃を合わせた金額が、一人暮らしで毎月かかる費用となります。
ここでは生活費を項目別にひとつずつご説明します。
電気代・ガス代・水道代
電気、ガスにかかる光熱費と、水道にかかるお金があります。
一人暮らしの場合、光熱費と水道代は1万円以内に収まっている方も多いようです。
毎日温かいお風呂に入り、冷暖房を強めにかけ、凝った自炊をする、ということであれ光熱費はもっと上がります。
食費
生きるうえで欠かせないのが食費です。
単身世帯では、1か月4万円ほど食費にかかるのが一般的です。
食費を節約するためには、自炊をすることが一番ですが、忙しくて時間も余裕もない場合もあるでしょう。
食費は過度に節約しすぎず、栄養をしっかり取ることが大切ですね。
通信費
最近の生活では、インターネットや携帯電話は絶対必要だという方も多いです。
自宅のインターネット設備と携帯電話代などを合わせて、1万~1万5千円ほどかかることが一般的です。
通信会社や携帯電話通信会社を比較して、安い会社を選ぶようにすると、月々の出費が抑えられる可能性もあります。
雑費
基本の生活費の他にも、一人暮らしでは多様な出費を考慮しておくことが重要です。
服飾費や化粧品代など、こだわりのある方であれば多くの予算が必要です。
その他の趣味にお金をかけたい方もいるでしょう。
洗剤やトイレットペーパーなど、一人暮らしでは生活必需品も自分で購入しなければいけません。
学校や職場が遠ければ、交通費もかかり、付き合いが多ければ、交際費もかかります。
毎月最低限かかるお金の他に、このような雑費も必要となりますが、なににいくら必要かは個人差が大きいところです。
臨時出費
冠婚葬祭など、突然大きなお金が必要となる場合もあります。
そのような臨時出費に対応できるよう、少し余裕を持った予算を立てることが大切です。
あまりガッチリした計画を立てるより、「臨時出費があった月はこの出費を控えめにする」など、計画に幅を持たせておくと、ストレスもたまりにくいのでおすすめです。
まとめ
一人暮らしには、入居時にかかる費用や、家具、家電の購入費、生活費など、多くのお金が必要です。
しかしそれ以上に価値のある経験ができるのも一人暮らしです。
弊社では初期費用の少ない物件も多数取り扱い、家主から求められる以外の余計な費用は一切いただいておりません。
費用を抑えた一人暮らしをご希望であれば、ぜひ弊社までご相談ください。
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