仕事の都合での引っ越しや一人暮らしを始めるために、大通り沿いの賃貸物件を借りる方は多いでしょう。
しかし、車の通りや人通りが多いところから悪い点が多いと思われがちですが、大通り沿いの物件だからこそ良い点もあります。
そこで今回は、大通り沿いの物件には実際にどのようなメリットとデメリットがあるのか、対策法や内見時のチェックポイントも分かりやすくご説明したいと思います。
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交通の便が良い点
大通り沿い付近にはバス停や地下鉄の出入口が多く、交通機関を利用して通勤・通学をしている方にはとても便利な場所の物件です。
車やバイクを利用している方にとっても、すぐに大通りに出られる点は便利でしょう。
通勤や通学をしている方や、出かけることの多い方にとっては大きなメリットと言えます。
ちなみに、大通り沿いのマンションはバイク所有者に人気があるようです。
他にも、大通りはタクシーがよく通るため、自らタクシーを呼ばなくても近くでタクシーを見つけられる場合が多いので、よくタクシーを利用する方にとっても大きなメリットと感じるでしょう。
夜道でも明るい点
大通りは車の通りが多く、街灯も設置されている場所も多いため、夜道でも明るくなっています。
お店が多いことから人通りも多くなっているため、女性にとって安心して歩ける点はメリットになるでしょう。
仕事終わりの夜道でも女性一人で安心して歩けると感じている声は実際に多いようです。
周辺に商業施設が多い点
人通りが多い場所となっているため、商業施設も多くなっています。
買い物をする際には家の近くだけでもあちこちに商業施設があるため、買い物をする場所に困らないという点は便利と言えるでしょう。
コンビニも近くにある場合が多いため、ちょっとした買い物に行く際にもぴったりです。
買い物だけでなく、飲食店もあるため、外食をよくする方にもおすすめの場所になります。
保育園なども周辺にあることが多いので、大通り沿いの物件は一人暮らしの方だけでなくファミリーでの入居もできるでしょう。
家賃が安い点
意外に思う方もいるかもしれませんが、大通り沿いの賃貸物件は家賃が安いものも多くあります。
そのため、引っ越し費用を安く済ませることができるので、一人暮らしを始める大学生や新社会人の方におすすめです。
日当たりが良い点
大通り沿いの物件は目の前が道路になっているため、日の光を遮らず、部屋の日当たりが良いところはメリットと言えるでしょう。
日当たりが良いと洗たく物の乾きが早い点や、寒い季節にも日光により部屋があたたかくなるなど、嬉しいポイントがあります。
ちなみに、南向きは一日を通して日当たりが良いため、一番明るい方角といえるでしょう。
東向きは朝方から午前中に日当たりが良くなります。
西向きは夕方から日差しがよく入ります。
北向きは一番日当たりが悪い方角となっています。
自分の生活にあった時間帯に日当たりが良くなる方角かどうかを確認しておくと良いでしょう。
防犯面がよい点
人通りが多いので、不審な行動が取れないため、空き巣などに入られにくい点はメリットでしょう。
たくさんの人の目があるので、空き巣がベランダから侵入しようとすることは難しいため、そういった防犯面で考えると安心できる場所の物件と言えるでしょう。
しかし、大通り沿いであっても1階の部屋はカーテンをしなければ部屋が外から丸見えになってしまったり、防犯面が心配と感じる方は多いようなので、特に女性の方はなるべく避けたほうが良いでしょう。
大通り沿いの賃貸物件に住むデメリット
騒音が気になる点
車の通りや人通り、商業施設が多い点は安心さや便利さがメリットですが、その分騒音がある点はデメリットと感じる方も多いでしょう。
他にも救急車両などによる音が気になる方も多いようです。
音があるほうが落ち着くという方もいるかもしれませんが、静かな場所が良いと感じる方にとってはデメリットになってしまいます。
洗濯物をベランダに干すと汚れてしまう点
車の通りが多いことにより、排気ガスが原因でベランダなど外に洗濯物を干すと、せっかくきれいに洗った洗濯物が汚れてしまうこともあるそうです。
普段から室内干しをする方は特に気にならない点かもしれませんが、なるべく外で洗濯物を干したいという方にとってはデメリットに感じるでしょう。
家が揺れる点
車の通りが多く、トラックなど大型の車が通ることなどで、家の揺れが気になるという点はデメリットとなってしまいます。
大通り沿いの賃貸物件で注意したい内見時のチェックポイント
窓を開閉して騒音をチェック
窓を開けてる状態と閉めている状態、それぞれ音の聞こえ方の違いを確認します。
そうすることで、窓の防音性を確認することができます。
窓を開けている状態と閉めている状態で音の大きさが変わらなければ、窓の防音性が低いということなので注意しましょう。
騒音対策
市販の防音グッズの購入・防音性の高いカーテンの購入・窓のリフォームなどがあります。
市販の防音グッズは、防音シート・防音フィルムなどがあり、窓のサイズに合わせてカットして貼るだけで防音対策ができます。
ただし、賃貸物件の場合は剥がせるタイプにしましょう。
他にも遮音テープで窓の隙間を埋めることによる防音や、吸音パネルを壁に設置する方法などもあります。
市販グッズだけでなく、家具を通り沿いの壁に設置する方法もおすすめです。
防音性の高いカーテンは、生地にコーティング・ラミネート加工により、音を遮るものなどがあります。
他にも窓とカーテンの隙間を塞ぐことにより防音効果となるものもあります。
窓のリフォームについては、窓を二重にすることで防音対策ができますが、管理会社や管理組合などの許可が必要な場合もあります。
大通り沿いの賃貸物件のなかには、自治体の助成金で2重窓などを施工して静粛性を上げている例もあるので、不動産会社にも相談してみましょう。
振動の有無をチェック
朝・昼・夜での振動の確認をしましょう。
特に気になるのが寝る時間帯の騒音の確認です。
寝る時間帯の振動がひどいと寝不足になってしまう場合もあるので、実際に床で横になり確認するとわかりやすいでしょう。
浴室乾燥機の有無をチェック
排気ガスにより、ベランダに洗濯物を干すと衣類が汚れてしまったりニオイがついてしまいます。
しかし、浴室乾燥機があれば部屋干しよりも早く洗たく物を乾かすことができます。
室内干しをすると生乾きになりやすいですが、浴室乾燥機であれば生乾きにもなりにくくなります。
大通り沿いの賃貸物件での洗濯が気になる方にとっては大切なチェックポイントです。
大通り沿いの反対にベランダがある物件かチェック
浴室乾燥機がない物件でも、ベランダが大通り沿いになければ排気ガスによる汚れが洗濯物につきにくいです。
大通り沿いでも外で洗濯物を干したいという方は、物件をチェックする際にはベランダの位置を確認しましょう。
まとめ
デメリットがあると思われがちな大通り沿いの賃貸物件ですが、しっかりと対策ができれば快適に暮らせる方も多いでしょう。
家は生活の場となるので、自分の生活に合った条件で物件を選ぶことにより、満足感を得ることができます。
特に通勤や通学など、日頃から出かけることの多い学生や新社会人の方にとっては交通の便がよく暮らしやすい大通り沿いの賃貸物件を、ぜひ検討してみてはいかがでしょう?
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