皆さんは、ベランダの掃除はきちんとしていますか?
意外と忘れやすい場所ですが、放置していると排水溝に汚れやゴミが溜まり詰まりの原因になります。
状態がひどいと退去時にも影響しますので、こまめにお手入れをして綺麗にしておきましょう。
そこで本記事では、賃貸物件のベランダの掃除方法について解説しています。
ぜひ参考にしてみてください。
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弊社へのお問い合わせはこちら賃貸物件のベランダの排水溝を掃除する際の注意点
意外と手を抜きがちなベランダの排水溝、皆さんは綺麗にしていますか?
部屋は綺麗でも、ベランダの排水溝まで掃除が行き届いている方は多くありません。
また賃貸物件の場合、隣の家に排水溝があるという方もいるはずです。
そこでここでは、賃貸物件のベランダの排水溝を掃除する方法や、その際の注意点について紹介します。
排水溝の掃除に必要なもの
そもそも、排水溝が詰まる原因は何なのでしょうか。
いろんな原因がありますが、もっとも多いのは砂や土、排気ガスやホコリなどが挙げられます。
道路沿いにベランダがある場合、外気の汚れによって詰まりやすいので定期的にチェックする必要があります。
掃除に必要なものは、一般的にバケツ・ほうき・雑巾・ブラシ・重曹・水などです。
場合によっては、エタノールスプレーやカビ取り剤なども用意しておくと助かります。
また掃除機も役に立ちますので、小さいタイプのものを持っておくと簡単に掃除ができます。
排水溝の詰まりを改善するには
賃貸物件の場合、排水溝が詰まると近隣にも迷惑をかけてしまいます。
ですので、最低でも月1回は綺麗にするようにしてください。
それを踏まえたうえで詰まりを改善するには、まずゴミを取り除きます。
ほうきやシャベルなどを使い、丁寧に取っていきましょう。
最初から掃除機で吸いこんでしまうと故障の原因にもなりますので、必ず大きいゴミは取り除いてから水で流します。
軽度であればブラシで擦るだけで綺麗になりますが、ひどい場合は重曹とクエン酸をふりかけると効果的です。
そのあとぬるま湯をかけると汚れが浮いてくるので手間をかけずに綺麗にできます。
頑固な詰まりは、高圧洗浄機を使うのもおすすめですが、必ず近隣にひと言伝えてください。
排水溝がない場合
では、自分のベランダに排水溝がない場合はどうしたら良いのでしょうか?
まず、水を流すときは少量ずつ使用してください。
一度に多くの水を流してしまうと隣のベランダが浸水してしまう恐れがあるからです。
水を流す行為を禁止している物件もありますので、排水溝を共有している方は事前に管理会社に確認を取りましょう。
天気の確認も大切
掃除に適したタイミングというものがあります。
壁や室外機などは雨である程度綺麗になりますから、雨が降ったあとに布やウェットティッシュなどで拭き取ると手間がかかりません。
逆に床は晴れた日のほうがホコリや枯れ葉などが掃きやすいのでおすすめです。
天気が良い日でも風が強いとゴミが舞ってしまうので気をつけてください。
賃貸物件のベランダの排水溝は退去までに掃除をしておくこと
引っ越しをする場合は、部屋だけでなくベランダも綺麗にし原状回復する必要があります。
場所によって掃除方法も変わってきますので、ひどい場合はクリーニングを依頼するなど退去までに入居時のようにしておきましょう。
ここでは、ベランダの排水溝以外に綺麗にする方法を紹介します。
水を使えるか確認する
先ほども述べたように、賃貸物件では水が使えるところとそうでないところがあります。
水が使えないところで水を流すとマナー違反になりトラブルの原因にもなりますので、必ず事前に管理会社に確認を取ってください。
特に隣のベランダに排水溝がある場合は、たとえ水が使える物件でもなるべく水を使わないようにしましょう。
掃除の流れ
一般的には、ゴミやホコリをほうきとちりとりを使って掃いていきます。
次に黒ずみなどの汚れを拭き取ります。
必ず、この手順でおこなうようにしてください。
それを踏まえたうえで、まずは壁や室外機を水拭きします。
雨が降った後なら、時短になるのでおすすめです。
手すりも忘れないように拭き取りましょう。
水拭きが終わったら、ほうきとちりとりでゴミを掃いていきます。
床の汚れは重曹をふりかけると綺麗になります。
可能であれば水を流し、排水溝を掃除したら完了です。
黒ずみを落とす方法
先ほども述べたように、重曹がおすすめです。
ただ水を流せない方もいると思いますので、その場合は重曹水を作り、雑巾を濡らしてから使用します。
重曹がない方は、新聞紙に水をつけ絞ったものを使うこともできます。
新聞紙は濡らしたものを床にまいてほうきで掃くだけでも綺麗になりますからおすすめです。
重曹以外でしたら、住宅用中性洗剤や薄めた中性洗剤も使えます。
床にかけ、デッキブラシでこすれば綺麗になるので試してみてください。
賃貸物件のベランダの排水溝掃除を業者に依頼する場合
軽度の汚れであれば自分で綺麗にできますが、頑固な汚れや排水溝が詰まっている場合は、業者に依頼したほうが賢明でしょう。
特に退去時は、ハウスクリーニングのほうが効果的です。
そこでここでは、業者に依頼した場合の費用相場やタイミングなどを紹介します。
どれくらいの費用がかかるのか
ひと口に業者といってもさまざまです。
料金設定も異なりますから、すべての方が同じ料金で対応してもらえるわけではありません。
不安な方は複数の業者に見積もりを出してもらうのが安心でしょう。
目安は、10㎡あたり1万円~1万5,000円程度になります。
また汚れがひどい場合や特別なコーティングをしてもらう場合も別途料金がかかるので注意してください。
相場より高くなる場合がある
「これくらいだと思っていたら、相場より高かった」などというケースは決して少なくありません。
そのため、相場だけを鵜呑みにしてしまうのは要注意です。
相場より高くなってしまう原因の多くは、借主の過失による場合がほとんどになります。
どんな理由であっても借主がつけた汚れや傷は、借主が対処しなければいけません。
ですので、退去前に確認し、損傷が見つかった場合はクリーニング代が高くなると思っておいてください。
業者の選び方
いろんな業者がいますので、失敗しないためにも「業者の選び方」を知っておくと安心です。
ポイントは、「対応の良し悪し」「明瞭料金」「実績」「施工内容」などが挙げられます。
どんなに料金提示が適切でも、対応が悪いところはおすすめできません。
実績や口コミはホームページで確認できますが、可能であれば近所でその業者を利用したことがある方に聞いてみるのが一番です。
また見積もりを見ると料金設定や施工内容なども分かりますので、安心安全に依頼するためにも細かいところまで確認しておきましょう。
ちなみに、原状回復と原状復帰は似て非なるものです。
稀に混同して不要な請求をされる場合がありますので注意しなければいけません。
原状回復=ハウスクリーニングになり、原状復帰は経年劣化を考慮した工事を意味します。
ベランダを綺麗にする程度では用いないので、気をつけましょう。
さらに自分で綺麗にできる範囲であればわざわざ業者に依頼する必要はありません。
まとめ
いかがだったでしょうか?
賃貸物件の場合、どこまで綺麗にするべきか悩んでいる方は少なくありません。
特にベランダは掃除を忘れがちですから、定期的に綺麗にし、退去時に大きなトラブルにならないようにしましょう。
また自分でできる場合と業者に依頼する場合とでしっかり線引きしておくことも大切です。
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