賃貸物件サイトには、物件の状態についての記載があります。
「即入居可」と書かれている物件は文字通り「すぐに住める」物件を指しますが、実はいくつか注意しなければいけません。
本記事では、最短で入居するためのコツや審査中にやっておくと良いことをご紹介していきます。
「急な転勤ですぐに住める物件を探している」という方は、必見です。
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弊社へのお問い合わせはこちら賃貸物件に最短で入居したい!「即入居可」物件とは
賃貸サイトには、すぐに入居できる物件かそうでない物件かの情報が記載されています。
「即入居可」と記載されていると、「すぐに入居できる」と考える方がほとんどでしょう。
しかし実際は、契約後すぐに住むことは不可能です。
ここでは「即入居可」物件でも、すぐに入居できない理由について解説します。
即入居可はその日に入居できるわけではない
不動産情報の「即入居可」というのは、契約日を基準にしているため「すぐに入居できる」という意味にはなりません。
しかし、ほとんどの方はすぐに住めると思っているため、そこがトラブルを引き起こす原因になっています。
実際は、入居までに内見やクリーニング、審査もあるため即入居は不可能です。
ですので、このように記載されていてもその日のうちに入居できるとは思わないようにしましょう。
ただし新築物件の場合は、空室であればすぐに住むことができます。
賃貸物件よりも高くなりますが、「今すぐ引っ越しをしたい」という方は新築の賃貸物件も視野に入れてみてください。
審査があるため入居できるまで最短2~3日かかる
先ほども述べたように、即入居可は入居までにさまざまな段階を踏むため、正確には「即入居は不可能」です。
そこを理解せずに契約してしまうと、思わぬ事態に戸惑ってしまうかもしれません。
知っておきたいのは、実際に住めるようになるまでには最短2~3日かかるということです。
その間、内見・クリーニング・審査などがおこなわれます。
不動産会社も、入居希望者がきちんと家賃を払って暮らしていける方なのかを判断する必要があります。
そのためには審査は必要不可欠です。
大まかな流れについては後述しますが、場合によっては審査に一週間以上かかることもあります。
あくまで最短で2~3日なので、「3日を過ぎても審査が終わらない」と慌てる必要はありません。
「即入居可」物件に住むまでの大まかな流れ
一般的に、以下の流れで進めていきます。
●物件への問い合わせ
●物件の内見
●入居申し込み
●審査
●契約手続き
契約が終了すると、いよいよ鍵の受け渡しです。
スムーズに引っ越しできるように、審査中にライフラインの手続きや家具家電の整理整頓などもおこなっておきましょう。
賃貸物件に最短で入居したい!入居までにやるべき手続き
ここでは、入居までにやるべき手続きについて解説します。
賃貸物件の即入居可といっても内見や審査などいくつかの段階を踏まなければいけないため、その日のうちに入居することは困難です。
少しでも時間を有効活用するために、やるべきことをしっかり進めておきましょう。
ライフラインの開栓手続き
ガスや電気、水道などライフラインの手続きはしっかりおこなわなければいけません。
以前住んでいた物件の閉栓はもちろんのこと、これから住む物件の開栓も忘れないようにしましょう。
なかでもガスの開栓は立ち会いが必要になるため、予定を空けておく必要があります。
引っ越し業者に依頼しておく
せっかく審査に通っても、引っ越しの依頼ができていなければ意味がありません。
審査にはある程度時間を費やしますから、その間にやるべきことを済ませておくのが賢明です。
できれば、賃貸物件を見つける時点でどこの引っ越し業者に依頼するか考えておきましょう。
新しい賃貸物件へ入居できる日を事前に確認しておき、その日から逆算して引っ越しにかかる日数を計算しておくとスムーズに引っ越しできます。
入居できる当日のうちに引っ越したいという方は、入居できるようになるまでホテルを利用するのもひとつの手です。
必要な書類とは
賃貸物件の契約には、身分証明書・住民票・印鑑証明書・収入証明書・連帯保証人承諾書が必要になります。
住民票・印鑑証明書・収入証明書は本人または連帯保証人のものを準備します。
最短で賃貸物件に入居するコツ
賃貸物件に最短で住むためには、いくつかのコツがあります。
「とにかくその日のうちに住みたい」という方は、これからご紹介する方法をチェックしてみてください。
即入居したい旨を伝える
急な転勤など、一刻も早く物件を探しているという方は、その旨を不動産会社に伝えておきましょう。
もちろん、伝えたからといって必ずしもすぐに入居できるわけではありませんが、優先してもらえる可能性は高いので、伝えておいて損はしません。
書類を事前に準備しておく
必要書類についてご説明しましたが、最短で住みたいのであれば事前に書類を準備しておくことは大切です。
連帯保証人が必要な場合に備えて、保証人になってくれる人も探しておきましょう。
意外にも手続きに手こずる方が多いと言われています。
せっかく最短で審査に通過しても書類が準備できていないと住むまでに時間がかかってしまいますから、少しでもスムーズに進めるためにも事前準備は欠かさないようにしてください。
他にも、「転出届」の提出や郵便の転送手続きなども必要です。
内見はきちんとおこなう
すぐに住みたいからと、内見をしない、もしくは適当に済ませるのはおすすめしません。
たとえ新築でもきちんと内見するようにしてください。
物件の良し悪しは、実際に見てみないことには判断できません。
どんなに写真では魅力的な物件でも、いざ住んでみると騒音が気になったり、近くにお店が少なく不便だったり、マイナス面が見えてきます。
とくに住環境は内見をしてみないことには分かりにくいので、物件選びに失敗しないためにも内見はしっかりおこないましょう。
もし不明な点があれば、不動産会社の担当者に確認してください。
契約金は早めに振り込む
契約金や初期費用なども、なるべく早めに振り込んだほうがすぐに住めるようになります。
金額は物件によって異なりますが、家賃8万円でだいたい35~40万円程度です。
なかには敷金や礼金が0円の物件もありますが、それでも余裕をもって準備しておいたほうがすぐに支払えるので安心でしょう。
できれば即入居物件は選ばない
急ぎで物件を探している方以外は、なるべく「即入居可」は選ばないほうが賢明でしょう。
というのも、「部屋の状態が悪い」「住環境が悪い」などのデメリットが多いからです。
今回は「今すぐ新しい物件を探している」という方に適した情報をまとめているため、そのコツについてご紹介していますが、ほとんどの方が慌てて探していることが多く、失敗しやすいと言われています。
実際、上記でお伝えしたとおりのデメリットがありますから、余裕がある方は空室の物件をゆっくり内見してから決めるようにしましょう。
ちなみに「部屋の状態が悪い」というのは、カビや汚れなどが挙げられます。
内見はきちんとおこなったほうが良いのはそのためです。
ですから、たとえすぐ住みたい場合でも、そうでない場合でも部屋の状態を知るために内見は欠かさないようにしてください。
「住環境」については、いざ住んでみると日当たりが悪かったり、近くにスーパーマーケットやコンビニなどがない、左右上下の騒音が気になるなどです。
まとめ
賃貸物件の「即入居可」についてや、すぐに入居するコツなどについて解説しました。
賃貸物件の即入居可と書かれた物件も、すぐに住めるわけではありません。
最短でも2~3日かかることを理解し、少しでも早く住むには事前準備や内見が重要です。
できれば余裕をもって物件探しをしましょう。
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