賃貸物件に住んでいる方のなかには、生ゴミの処理に困っている方も多いのではないでしょうか?
生ゴミは、適切な処理をせずに放置しておくと悪臭を放ち虫を集めてしまい、賃貸物件に住んでいる方に迷惑をかけてしまうこともあります。
ですので、そうならないためにもしっかりとした生ゴミの保管方法を知っておく必要があります。
この記事では、生ゴミの正しい保管方法とにおいや虫の対策方法をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
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弊社へのお問い合わせはこちら生ゴミを放置するとどうなるのか?
生ゴミを放置した場合、どういったことが起きるのでしょうか?
生ゴミを放置した場合に起こる現象とその原因をご紹介します。
腐敗臭がする
生ゴミを長期間放置すると腐敗して強烈な腐敗臭を放つようになります。
冬場は長期間放置していてもすぐに腐敗することはありませんが、夏場になると腐敗の速度は何倍にも早まり1日で強烈に腐敗してしまうことがあります。
とくに、魚介系の生ゴミや、水分量の多い生ゴミは、腐敗のスピードが他よりも早く、腐敗したときのにおいも強烈になるので注意しなければいけません。
では、なぜ生ゴミを放置すると腐敗して強烈な悪臭を放つのでしょうか?
生ゴミが強烈なにおいを放ち腐敗する原因は、生ゴミに大量の菌が繁殖するのが原因です。
水分量の多い生ゴミは、細菌にとって非常に繁殖しやすい環境になっています。
そして、夏になると気温が高くなるため細菌の活動がより活発になり、一気に腐敗していきます。
こういったことが原因で、生ゴミは腐敗して強烈な悪臭を放つようになるのです。
カビが繁殖する
生ゴミの腐敗が進んでいくと次はカビが繁殖してきます。
ご存じの方も多いと思いますが、カビが繁殖するのも水分が原因となっており、生ゴミにはカビが繁殖するための条件が全て揃っています。
そのため、生ゴミの中で細菌同様に一気に繁殖して数を増やしていき、細菌と混ざることでより強烈なにおいを発生させるのです。
さらに、カビは細菌と違って、カビの胞子が空気中に舞いあらゆるところに付着してさらに菌の数を増やしていきます。
ですので、生ゴミが置いてある三角コーナー付近でもカビが発生しやすくなっているのです。
また、カビの胞子は空気中に舞い、人体に入ることで肺や気管支に悪い影響があるので、非常に危険なものだといえます。
虫がわく
生ゴミの腐敗とカビの繁殖が進むと、今度はハエやウジなどの虫が湧いてきます。
とくに夏場になると、たった1日生ゴミを放置するだけでもたくさんの虫がよってきてしまいます。
これは、ハエやウジムシにとっても生ゴミは、非常に心地よい環境となっているのが原因と言えるでしょう。
とくに、食べ残しなどは虫からすれば栄養分でしかないので、栄養がある場所を産卵の場所として選ぶのも当然といえます。
虫が卵を産卵すると、そこからさらにたくさんの虫が湧いてくるので、生ゴミ置き場は悲惨な状態になってしまいます。
さらに、虫が大量に発生すると食事に混入したり、人が触れる場所をバイ菌で汚染したりするので、感染症などの危険も出てきます。
こうなってくると、自宅だけでなく近隣住民の迷惑になってしまう可能性があるので、早めに対処しなければいけません。
生ゴミの保管方法
生ゴミを放置した場合に起こることがわかっても生ゴミの保管方法がわからなければ対策できません。
ここでは、細菌やカビの繁殖を抑え、虫が寄りにくくなる保管方法をご紹介していきます。
水気を徹底的にきる
生ゴミを保管する際は、一番に水気を切ることが重要です。
先ほどもご説明したとおり、細菌やカビが繁殖する原因のほとんどが生ゴミに残った水分です。
そのため、まず第一に水分を切らなければいけません。
生ゴミの水気を切ること自体はすぐにできるので、こういったことから始めるのが重要です。
三角コーナーをシンクに置かない
生ゴミの水気を切るのと一緒にしたいのが、三角コーナーの位置を変えることです。
多くの家庭で三角コーナーをシンクに置いていると思いますが、水気を切るのであればシンクから離れた場所におくのがポイントです。
シンクでは、皿洗いや料理をするためどうしても水がかかってしまいます。
ですので、水のかからないシンクの上に場所を変えたり、置く場所がない場合は三角コーナーを無くしてしまうのもひとつの方法です。
冷蔵庫に入れる
冷蔵庫に空いているスペースがあれば、生ゴミを冷蔵庫に入れるのもひとつの方法です。
生ゴミの水気を完全に切ったところで、夏場になるとどうしても虫が湧いてきます。
ですので、虫が寄ってこないように冷蔵庫の中に入れるのです。
冷蔵庫の中に入れることで虫が寄って来ないのはもちろん、細菌やカビの繁殖も抑えてにおいを防ぐことができます。
生ゴミを冷蔵庫に入れることで、細菌が活動しづらい温度になるので、繁殖を抑えてにおいも抑えることができるのです。
ただ、生ゴミを冷蔵庫に入れるのは抵抗がある方もいるので、そのような方は夏の間だけ生ゴミ専用のスペースを設けたり、ゴミ袋に入れてから保管したりするようにしてください。
生ゴミ処理機を使う
生ゴミを保管するときは、生ゴミ処理機を使うのも良いでしょう。
最近では、室内に置けるようなおしゃれで機能的な生ゴミ処理機も出てきているので、一台購入しておくと夏場でも安心して保管することができます。
生ゴミ処理機を使えば、水気を取り乾燥までさせてくれるので、ほとんどにおいも発生させずに保管することができます。
また、乾燥させた生ゴミは肥料として使用できるのでm植物を育てている方などは、においや虫を抑えて肥料も作れるのでメリットばかりです。
ゴミの保管場所
生ゴミの保管方法がわかったところで、次はおすすめの保管場所をご紹介していきます。
キッチンのゴミ箱(蓋付き)
やはり一番保管に向いているのはキッチンのゴミ箱の中でしょう。
キッチンであれば、料理や皿洗いをしたあとそのまま保管することができますし、汚してしまったときもキッチンであればすぐに掃除をすることができるので、置く場所がない方はキッチンに置くようにしてください。
ただ、キッチンに置く際は、必ず蓋付きのゴミ箱を使うようにしましょう。
蓋がついていなければ、虫が寄ってくる可能性もあるので、そういったことを防ぐためにも蓋付きのゴミ箱がおすすめです。
ベランダ
賃貸物件にベランダがある方は、ベランダに置くのもいいでしょう。
ベランダであれば虫が湧いても室内ほど影響はありませんし、水気がないため生ゴミを乾燥させやすくなります。
水気がなくなれば、においも発生しないので近隣の住民に迷惑をかけることもありません。
ただ、このときも蓋付きのゴミ箱などで保管するようにしましょう。
水気が切れるまでは、菌が繁殖したり虫が寄ってくる可能性があるので、賃貸物件に住んでいる場合は他の方に迷惑がかからないようにしなければいけません。
共用のゴミ捨て場
賃貸物件に住んでいて共用のゴミ捨て場があれば、そこに置いておくのもいいでしょう。
住んでいる賃貸物件によっては、虫対策などがしっかりされたゴミ捨て場があったりするので、他の方に迷惑がかからないのであれば、ゴミ捨て場に置いておくのもひとつの方法です。
下手にベランダなどに置いておくとカラスが寄ってくる可能性もあるので、そういったことを考慮したうえで適切な場所に保管するようにしてください。
まとめ
生ゴミの正しい保管方法とにおいや虫の対策方法をご紹介しました。
賃貸物件に住んでいると、生ゴミの問題は意外と重要になります。
自分が住んでいて悪臭や虫で困るのは避けたいように、賃貸物件に住んでいる方も迷惑を受けることになるので、しっかりとした方法と場所で管理するようにしてください。
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