引っ越し日が決まったら、電気・ガス・水道などライフラインの手続きを進めていく必要があります。
面倒だからと後回しにしておくと、引っ越し後にライフラインが使えず大変な思いをすることになるでしょう。
ぜひ当記事を参考に、ライフラインの正しい手続き方法や注意点、退去時の手続き方法を確認してください。
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弊社へのお問い合わせはこちら引っ越しに伴うライフラインの手続き方法について
はじめに、引っ越しに伴うライフラインの契約手続きについて解説します。
ライフラインの正しい手続き方法を知っておくことで、引っ越しをスムーズに進めることができるでしょう。
電気の手続き方法
電気を使用開始するためには、事前申請が必要なケースと、事前申請が不要なケースがあります。
事前申請が必要なケースは、電気メーターがスマートメーターになっている場合です。
スマートメーターの場合、引っ越し日が決まったらすぐに電力会社に連絡をして、電気を使えるようにしてもらいましょう。
従来の電気メーターの場合は、「アンペアブレーカー」、「漏電遮断器」、「配線用遮断器」の順番でスイッチを「入」にすることで使用可能になります。
電気を使用できるかどうか、引っ越し前に確認しておくのがおすすめです。
電気のライフラインが止まっていると、最悪の場合引っ越しの日程を先延ばしにする必要性がでてきます。
電気使用申し込み書を郵送する
電気がつくのを確認できたら、電気使用申し込み書を記載して電力会社に郵送しましょう。
電気が使えるからといって使用申請を怠ると、電気が止まってしまいます。
大事な申し込み書になるので、引っ越し中に書類を無くさないよう気を付けてください。
ガスの手続き方法
ガスの手続き方法としては、新居の設定するガス会社に電話をするか、インターネットで申し込む方法があります。
時期によっては電話が混み合う場合もあるので、インターネットで申し込みするのがおすすめです。
遅くても、1週間前までには手続きを済ませておくと良いでしょう。
ガスの開栓には立ち会いが必要になるので、ガス会社と早めに日程調整をしておく必要があります。
日程調整が必要になるぶん、他のライフラインよりも早めに手続きするのが得策です。
水道の手続き方法
メーターボックスの中にある水止め栓を左に回すことで、水道を使えるようになります。
一般的に、水道は事前申請が必要ありません。
そのため、引っ越し時にはすでに使用できる状態になっています。
水止め栓を回しても使用できない場合には、管理会社や水道局に連絡をしましょう。
水がでることを確認したら、「水道使用開始申し込み書」を提出します。
インターネットで手続きをするケースもあるので、自分の申請しやすい方法を選んでください。
使用の申請を忘れると、ある日突然水がでなくなります。
ライフラインのなかでも水が使用できなくなると、調理ができない、お風呂に入れない、トイレが使用できない、などかなり不便な思いをすることになるでしょう。
後回しにせず、なるべく早く使用申請をおこなってください。
引っ越しに伴いライフラインを契約する注意点
ライフラインを契約する注意点を正しく理解して、トラブルなく引っ越しを進めましょう。
電気を契約する注意点
電気を契約する際の注意点は、下記のとおりです。
注意点①契約アンペアを変える場合
電気のブレーカーがすぐに落ちる方は、引っ越しを機にライフラインを見直し、契約アンペアの容量を大きくすると良いでしょう。
契約アンペアを変える注意点は、賃貸物件の場合必ず管理者に承諾を得る必要があること。
勝手に変更するとトラブルになるので、注意してください。
工事は基本無料ですが、場合によっては費用が発生するケースもあるので覚えておきましょう。
注意点②スマートメーターは早めに依頼しよう
スマートメーターの場合、電気開通の申し込みをしても当日に開通されることはありません。
2営業日以上はかかるので、なるべく早く電気開通の申し込みをおこなってください。
ガスを契約する注意点
ガスを契約する注意点は下記のとおりです。
注意点①ガスの種類が変わる場合
ガスは、主に「都市ガス」と「プロパンガス」の2種類があります。
ガスの種類が変わる場合、新しいガス機器を用意しなければいけません。
ガスの開栓時には接続確認としてガス機器を使用するので、早めに購入しておきましょう。
注意点②開栓の立ち会いが必要
ガスは他のライフラインとは違い、開栓の立ち会いが必要です。
引っ越し日当日にガスの開栓をしようとしても、ガス会社の予定次第では断られる可能性が充分にあります。
ガス会社とのやり取りは早めにおこない、引っ越し前にガスの開栓をおこなうと良いでしょう。
水道を契約する注意点
水道を契約する注意点は下記のとおりです。
注意点①支払い方法について
水道料金の支払い方法は、主に下記の3種類です。
●口座振替
●納付通知書で支払う
●管理者が徴収する
賃貸物件の場合、管理者が徴収をおこなうケースもあります。
その場合、契約時に支払い方法をよく確認しましょう。
また、水道料金の支払いは2か月に1回です。
引っ越しから1か月が経過したころ、「まだ請求がきていない」と不安に思う必要はありません。
注意点②名義変更は届け出が必要
使用者の名義変更があった場合、「給水装置使用者変更届」を提出する必要があります。
電話やインターネットで変更手続きができないので、注意しましょう。
引っ越しに伴いライフラインを止めたい!退去時の手続きとは
最後に、退去時に必要なライフラインの手続き方法を解説します。
電気を止める手続き方法
退去時の電気を止める手続きは、引っ越しの1週間前までに申し込みをおこないましょう。
電力会社に連絡をすることで、停止の手続きをおこなうことができます。
お客様番号などの契約情報を提示することになるので、事前に用意しておくとスムーズです。
退去時に、電力会社によってメーターの確認と精算がおこなわれます。
オートロックの場合など、立ち会いが必要になるケースもあるので注意してください。
引っ越しまでに利用した未払いの電気料金については、立ち会いの際に支払うことも可能です。
ガスを止める手続き方法
退去時ガスを止めるために、引っ越し日の1週間前までに申し込みをおこなってください。
ガス会社に連絡をしてガスを止めたい旨を伝えることで、申し込むことができます。
電話がつながらない場合は、ネットで申し込むのもおすすめです。
申し込む前に、ガスメーターに貼ってあるシールでお客様番号をメモしておくと良いでしょう。
ガスメーターが室内、もしくはオートロックの建物にある場合、閉栓の立ち会いが必要です。
電気と同じように、退去時に未払いのガス料金を精算することができます。
請求書や口座振替で支払う方法もあるので、ご自身に合った支払い方法を選択してください。
水道を止める手続き方法
退去時水道を止めるために、引っ越し日の1週間前までに申し込みをおこなってください。
市区町村の水道課、もしくは水道局に連絡することで申し込みができます。
他のライフラインと同様、お客様番号が必要になりますので、検針票や領収書を確認しておきましょう。
しかし、細かい手続き方法は管轄の水道局によって異なります。
必ず事前に手続き方法を確認しておいてください。
精算方法に関しては、他のライフラインと同じように、退去時に立ち会い精算をおこなうことが可能です。
オートロックでない限り基本的に立ち会いは不要ですが、精算のために立ち会いを依頼するのも良いでしょう。
まとめ
引っ越しに伴うライフラインの手続き方法と注意点、退去時の手続き方法を解説しました。
引っ越しをスムーズに進めるためには、引っ越し日が決まった時点で手続きを進めるのがおすすめです。
とくにガスの開栓は立ち会いが必要になるので、注意しましょう。
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