不動産サイトで賃貸物件を探すとき、まずは「部屋の内装」を見る人が多いのでは?
できればオシャレでキレイな部屋がいいですよね。
最近では、「デザイナーズ物件」と呼ばれる部屋が人気ですが、「デザイナーズ物件」とはどのような部屋のことでしょうか。
この記事では、「デザイナーズ物件の魅力と特徴、メリットとデメリット」をご紹介します。
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「デザイナーズ物件」とは、具体的にどんな物件のことをいうのでしょうか。
ここでは、デザイナーズ物件の「特徴」と「具体例」をご紹介します。
デザイナーズ物件とは?
デザイナーズ物件とはその名の通り、デザイナーや建築家がこだわりを持って設計した物件のことです。
しかし、デザイナーズ物件に決められた定義はないので、部屋だけではなく、物件の外観や敷地の景観をこだわった物件も「デザイナーズ物件」と呼ばれることがあります。
デザイナーズ物件の特徴
デザイナーズ物件と聞いて一番に思い浮かぶのは、部屋の壁が全面コンクリートの打ち放しの部屋ではないでしょうか?
たしかにデザイナーズ物件には、コンクリートの打ち放しの部屋が多いです。
他にも、部屋のなかにロフトがあったり、壁がアクセントウォールだったり…などのコンセプトを持った部屋も「デザイナーズ物件」といえるでしょう。
少し奇抜な部屋から、使いやすさを重視した部屋まで、一口に「デザイナーズ物件」といっても、いろいろな部屋があるのが「デザイナーズ物件」のおもしろいところです。
デザイナーズ物件の具体例
具体的に「デザイナーズ物件」には、どんな部屋があるのかご紹介します。
●部屋の壁は全面コンクリートの打ち放しで床は濃いブラウン、コンクリートと床のコントラストがオシャレな部屋
●狭く感じがちなワンルームの部屋にロフトを付け、活動スペースを増やすだけではなく、天井高を高くすることによって、室内が広く見えるように工夫した部屋
●マンションに中庭を作り植栽を植えることで、住人が部屋から出てきた時、一番に緑が目に入るように工夫した物件
●シャワールームが全面ガラス張り、まるでホテルのスイートルームのような高級感のある部屋
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デザイナーズ賃貸物件の魅力とメリット
ここまで、デザイナーズ物件の特徴と具体例をご紹介しましたが、デザイナーズ物件に住むことにはどんなメリットがあるのでしょうか?
ここでは、デザイナーズ物件のメリットをご紹介します。
とにかくオシャレ
デザイナーズ物件は、とにかくオシャレなのがメリットです。
友人や家族を部屋に招いたときには「オシャレな部屋だね」、と言ってもらえることは間違いないでしょう。
また、部屋は毎日過ごす場所なので、オシャレな部屋だと気分もあがりますし、愛着がわきますよね。
部屋を大切に使える
デザイナーズ物件を選ぶひとは、ある程度インテリアなどに興味があるひとが多く、部屋をキレイに保つ努力しますが、デザイナーズ物件ならば、そうでないひとでも部屋をキレイにする努力をするでしょう。
なぜなら「オシャレな部屋だからキレイに使おう」と心理が働き、掃除をこまめにするからです。
壁がコンクリート打ち放しの場合は、遮音性がのぞめる
遮音性があるのはコンクリートの特徴です。
壁が全面コンクリートの打ち放しの場合は、壁がクロス仕上げの部屋よりも遮音性をのぞめるでしょう。
また、窓のサッシが二重サッシなど、防音対策をしっかりしてある部屋だと、前面道路の車通りが多い部屋や線路が近い部屋でも、ある程度の防音はできます。
住民の質がいい
デザイナーズ物件は同じ立地で似た間取りの部屋よりも、家賃が高いことが多いです。
よって、ある程度の収入があるひとが入居していることが多いので、住民の質も安心でしょう。
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デザイナーズ賃貸物件の魅力とデメリット
デザイナーズ物件のメリットをご紹介しましたが、デメリットはあるのでしょうか。
ここでは、デザイナーズ物件のデメリットと、デザイナーズ物件を選ぶときの注意点をご紹介します。
家賃が高い
デザイナーズ物件は同じ立地で似た間取りの部屋よりも、家賃が高くなることが多いです。
家賃をなるべく抑えたいひとにとって、家賃が高いのはデメリットに感じるでしょう。
住み心地が微妙なことも
オシャレさを重視したがゆえに、住み心地が微妙になってしまうことも…
トイレを広く見せるために、トイレと洗面所が同じ空間にある部屋は、見た目はオシャレですが、どうしてもニオイが気になります。
また、間取りが少し変わっている部屋だと、リビングの奥の部屋に洗面所があるので、朝起きてリビングを通過して洗面所に行く、などの生活動線が微妙なこともあるようです。
掃除が大変
見た目はオシャレな全面ガラス張りのバスルームは、掃除が大変です。
水垢がとても目立つので、水垢を放置しておくと、せっかくのオシャレなバスルームもなんだか残念に見えてしまいます。
電気代が高くなる
部屋の壁が全面コンクリート打ち放しの場合、直射日光を受けるので夏は暑く、冬も外気の影響を受けやすいので寒いです。
また、冬には外との気温差で部屋が結露するので、こまめに除湿したり、水滴をふきとったりしておかないと、カビの原因になってしまいます。
景観のために厳しい規則がある
デザイナーズ物件は、景観などの見た目にこだわっていることが多く、厳しい規則が決められている物件もあります。
たとえば、景観を損ねるので「バルコニーに布団を干すのは禁止」や、もっと厳しい場合は「バルコニーに洗濯物干すのは禁止」など、景観を損ねるものは一切禁止している物件も…
バルコニーに干すのを禁止している物件では、お風呂に乾燥機能がついていることが多いですが、洗濯は毎日するものなので、高熱費が高くなってしまいます。
奇抜すぎる
「南海岸風の部屋」や「ホテルのバーのような部屋」などのコンセプトをしっかりもって設計されているデザイナーズ物件もあります。
その場合、部屋の壁や床もそのイメージに合わせて決められているので、模様替えをしたくなったときは難しいかもしれません。
少し雰囲気を変えるなどの、ちょっとした模様替えならできますが、「南海岸風の部屋」から「北欧風の部屋」は難しいです。
部屋の模様替えが好きなひとは、コンセプトのある部屋は避けておいたほうがいいでしょう。
デザイナーズ物件を選ぶときの注意点
デザイナーズ物件に快適に住むためには、なにに注意して選べばいいのかご紹介します。
・間取りを確認しておく
デザイナーズ物件をえらぶときに、「オシャレだから」の理由だけで部屋を決めてはいけません。
生活動線が複雑な部屋は住みづらいことが多いので、間取りもしっかり確認しておきましょう。
自分の毎日のライフスタイルを考えながらイメージすれば、どのような間取り
・規則などの決まり事を確認しておく
さきほどデメリットに書いたように、「バルコニーに洗濯物を干すのは禁止」などの規則がある物件もあります。
入居前に規則などの確認は、必ずしておきましょう。
まとめ
この記事では、「デザイナーズ物件の魅力と特徴、メリットとデメリット」をご紹介しました。
デザイナーズ物件のメリットとデメリットをいろいろご紹介しましたが、どこをメリット、デメリットに感じるかはひとそれぞれです。
コンクリートの打ち放しの部屋の手入れは大変ですが、手入れが苦でないひとにとってデメリットではありません。
なにを重視するかしっかり決めてからデザイナーズ物件を選べば、デザイナーズ物件で快適な生活ができるでしょう。
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