賃貸住宅のなかでもデザイン性を優先させたデザイナーズ住宅などでは、見た目の広さや開放感を感じさせるために収納スペースが少ない物件もあります。
デザイナーズ住宅でなくても賃貸住宅はお部屋の広さに限りがありますし、収納が少ないからといって衣類やバッグを床に散らかし始めると見苦しいですね。
そこで収納スペースを確保するために100均ショップやホームセンター、建材店などで材料を調達し、棚や簡易型クローゼット、引き出し内部の仕切り設置などDIYをする方も増えています。
このページでは収納の少ない賃貸物件で役立つ、おすすめの収納術を3つご紹介!
ぜひ参考にしてスッキリ収納を実現してくださいね。
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つっぱり棒で収納力アップ!
皆さんご存じのつっぱり棒ですが、じつは2種類の商品があるのをご存じですか?
比較的軽い荷重に対応する「バネ式」と、より重い荷重にも耐えられる「ジャッキ式」の2種類がありますので、使用する部分に合わせて選んでくださいね。
100均ショップやホームセンターで気軽に手にはいるこのアイテムを使えば、壁に穴を開けることなく収納を増やすことができとても使い勝手が良いのです。
洗濯機の上や玄関回り、トイレ回りなど収納のないデッドスペースにつっぱり棒を付けることによって、トイレットペーパーや掃除用品、洗濯ネット、洗濯洗剤などの雑貨や靴、傘などが手軽に収納できます。
つっぱり棒は内部に仕込まれたバネやジャッキで荷物を支えるので、壁に穴を開けたり壁にシールなどを貼らなくてもすむメリットも。
賃貸住宅では退去時に不動産会社から「入居時の状態に戻して退去」するように言われますので、壁に穴を開けたり壁のクロスを故意に変色させることはできるだけ避けたいですよね。
お部屋の内装に傷をつけずに収納スペースを増やしたいなら、つっぱり棒は絶対に外せないアイテムなのです。
つっぱり棒の使い方いろいろ
つっぱり棒はトイレや洗面台、脱衣所やキッチンのデッドスペースを活用するためのアイテムですが、ほかにもこんな使い方ができます。
●部屋の天井に近い部分に長めのつっぱり棒をかけ、カーテンで仕切れば即クローゼットスペースができあがり
●カラーボックスの内部につっぱり棒を仕込めば、子ども用の洋服や小物がクローゼット感覚で収納できる
●靴箱の奥につっぱり棒を設置し、靴を縦に収納して省スペース化
●流しの引き出し内につっぱり棒で仕切りをつくり、調理器具をスッキリ収納
●つっぱり棒を両側にペアで立て、パーティションで仕切ればお部屋の洒落な目隠しに
つっぱり棒を引っかけて小物や掃除用品を収納するのはもちろん、つっぱり棒にカーテンや目隠し用のパーティションなどをプラスすれば、クローゼットスペースやお部屋の仕切りが簡単にできあがります。
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見せる収納が実現するウォールシェルフを活用
賃貸住宅にも使えるウォールシェルフを活用
ウォールシェルフは壁に直接固定した棚のことで、棚のうえに小さな観葉植物や写真、小物、置時計などを置いて楽しむのはもちろん、大型のウォールシェルフになると本棚や食器棚、調理器具置き場、洗剤置き場など、幅広い使い方ができる便利な収納グッズです。
「壁に棚をつけると、壁や壁のクロスが傷つかないの?」と心配になる方もいるかと思います。
最近は従来からある木ネジだけではなく、穴が目立たないが画びょうやホチキスの針などでウォールシェルフを壁に固定できる商品が増えました。
画びょうやホチキスの針は壁やクロスへのダメージが小さいので、退去時にほとんど傷が目立たず安心です。
どうしても壁に穴を開けたくない方は、つっぱり棒とパーティション、カーテン、ボックスなどを組み合わせて収納スペースを作るのがおすすめです。
有名ブランド発のウォールシェルフは多数
ウォールシェルフは人気の収納グッズということで、有名インテリア家具メーカーでも多数商品が流通しています。
すでに完成品になったボックスタイプのウォールシェルフや、しっかりした作りのL字型タイプ、金属で枠を強化したタイプ、扇形やボックスタイプなどお部屋の隅に設置できるコーナータイプ、ガラス製の涼し気なタイプ、棚付きで中身が見えない製品など、そのデザインはじつに多彩。
ネット通販でも多数のウォールシェルフが販売されていますので、サイズや色、重さ、デザイン、価格などさまざまなポイントを見比べながらじっくり選べますね。
もちろん既製品を購入するだけではなく、100均に売っているグッズを組み合わせてウォールシェルフを自作することもできます。
細長い木材2本、棚部分を用意し、棚部分を木ネジで木材に固定し壁に設置するだけでお洒落なウォールシェルフができあがりますよ。
あまり重くないシェルフならホチキスの芯で壁に固定できるので、引っ越しのときも安心ですね。
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カゴや仕切りを使って小物を整理
ゴチャつく小物をスッキリ収納
賃貸住宅には収納スペース少なめですが、流しなど既存の設備を十二分に使うことで収納力を上げましょう。
キッチンには引き出しと流しの下に収納スペースがあり、さらに物件によってはキッチン上部にも収納棚が設置されています。
これらスペースを使い切るために必要なのが仕切りです。
すぐに取りだせる引きだしのなかは、スプーンやお箸、ナイフ、フォークといったカトラリーや、ハサミやワインオープナー、しゃもじなどの小物を入れると「どこになにが入っているのか」わからないカオス状態に。
こんなときは仕切りがついたトレーを引きだしに入れ、カトラリーや小物の置き場所を作っておくと見やすく、使いやすくなります。
キッチン下の流しには大き目なスペースがありますので、つっぱり棒やワイヤーネットなどを使い鍋やフライパン、お皿などの食器が入るスペースを作ってあげると収納力が飛躍的にアップ!
ほかにも棚がある場合は、棚のサイズに合うメッシュ状のカゴを並べて生活必需品を整理するとゴチャつきません。
書類や雑誌なども床の上に置いておくとあっという間に散乱してしまうので、ファイルボックスを使ってきちんと整理し棚に収納。
ファイルボックスは大きなサイズの物が多いので、大きめのお皿やフライパンの収納にも便利ですよ。
意外とゴチャつく調味料類や乾物などはカゴのなかにひとまとめにして、すぐに取りだせるように整理整頓しておくといいですね。
冷蔵庫内もキレイに収納
ゴチャつくのは流しの回りだけではありません。
冷蔵庫のなかがグチャグチャになっていると、同じ食材を何度も購入しお金をムダにしてしまうことも。
とくに大きめの冷蔵庫を持っている方は、庫内の収納をしっかりと。
既存のポケットだけでは十分な収納量にはなりませんので、庫内を隅から隅まで使いたいならストック品をカゴに入れて分別しておくのがおすすめ。
タッパーに詰め替えが可能な食材(切り分けた野菜やお肉)があれば、できるだけ透明なタッパーに分けてラベリングしておくとすぐに料理に使えて便利。
無駄な買い物を減らすためにも、庫内を一目みて「足りない物」をすぐに見分けられるように工夫しましょう。
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まとめ
賃貸のお部屋はスペースに限りがあり、収納部分が少ないとお悩みの方もいるはず。
収納スペースそのものを大きく広げることはできませんが、デッドスペースを有効活用すれば収納のお悩みも解決!
ここでご紹介したつっぱり棒やウォールシェルフ、パーティション、仕切り、カゴ、ブックシェルフなどを上手に使えば、暮らしやすくスッキリしたキレイなお部屋に。
玄関、洗面台、トイレ、キッチンの引きだし、キッチン下、冷蔵庫内の空間、お部屋の隅などのデッドスペースを有効活用して、機能的にそしてお洒落なインテリアを楽しみましょう。
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