虫への対処は、生活の質を左右する重要なポイントです。
どれほど過ごしやすい室内でも、コバエやゴキブリがいては心が休まりません。
発生する虫の種類は周辺の環境によっても変わってくるので、新居に引っ越したことで、今までは意識したことがなかった虫の対策が必要になるケースも出てくるでしょう。
今回は厄介な虫の一種であるムカデについて、対策や駆除方法を解説します。
そもそもムカデとはどんな生物?
ムカデは多くの足と長い体が特徴的な節足動物の一種です。
ムカデは視力が弱いため主に触覚に頼って行動していますが、産卵期や成長の関係により、5月から10月にかけてとくに活発な活動が見られます。
餌となる虫が生息している湿った環境を好むため、とくに梅雨の時期などは湿気が溜まった室内で見かけることも多くなるでしょう。
ムカデは毒を持っており、噛まれると皮膚の腫れやアナフィラキシーショックを引き起こす可能性があるので、見つけたら放置してはいけません。
一方、ムカデとよく似た複数の足を持つ虫としてゲジがいますが、こちらは毒性が非常に弱く、基本的には無害な虫です。
もっともゲジが侵入してくるアパートはムカデも侵入する可能性があるので、何らかの対策はしたほうが良いでしょう。
アパートでもできるムカデ対策
アパートでムカデ対策をする場合、まずは侵入防止に取り組みましょう。
ムカデは小さな隙間からも入ってくるので、壁の割れ目などを見つけた場合はセロハンテープやアルミホイルで塞ぎます。
換気扇から侵入はネットやカバーを付けて対策し、排水口や扉といった侵入しやすい場所には防虫スプレーを散布しましょう。
次の対策は、ムカデの餌をなくすことです。
ムカデはゴキブリなどを食べるために室内に侵入し、ゴキブリはダニを捕食するために室内に侵入します。
ムカデ対策をする際は、ダニやゴキブリの駆除もしっかりおこない、ムカデが侵入してくる理由をなくしてしまいましょう。
ムカデは湿り気のある場所を好むため、定期的に室内を換気し、湿気を除去することも大切です。
アパートに発生したムカデを駆除する方法
ムカデは容器に捕獲した状態でお湯をかけるか、お湯の入った容器に入れることで、直接触ることなく駆除が可能です。
洗剤やシャンプーを利用した駆除方法も有効なので、容器に捕獲するのが難しい場合や手元に適した道具がない場合は、台所用洗剤などをムカデの頭を狙って吹きかけてみましょう。
殺虫スプレーや冷却スプレーを利用する際は、生命力の強いムカデにも効果のある製品かどうかを確認し、しっかり駆除できたか確認できるまで不用意に触れないことが大切です。
これらの手段がとれず、どうしても潰してしまうしかない場合は、直接体に触れないように注意し、潰した後の体液はアルコールなどでしっかり拭き取るようにしましょう。
まとめ
ムカデは見た目が不気味なだけでなく、毒を持っている厄介な害虫です。
とくに1階の部屋などは侵入される可能性が高いので、侵入経路への対処やほかの虫の駆除といった対策で、ムカデの侵入を防止しましょう。
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