大学生が賃貸物件で一人暮らしをする際に、高確率で必須とされるのが連帯保証人です。
なぜ大学生には連帯保証人が必要とされる可能性が高いのか、今回はその点をまず解説したうえで、連帯保証人と保証人との違いや、連帯保証人なしで大学生が賃貸借契約を締結する方法も解説します。
大学生の一人暮らしの入居審査を通過するためには連帯保証人が必要
大学生が一人暮らしをするためには、賃貸借契約の入居審査を通過する必要があり、連帯保証人は入居審査を通過する可能性を高めるために欠かせない存在です。
なぜなら、入居審査で重視されることのひとつとして、入居者の支払い能力が挙げられるからです。
大学生は基本的にアルバイト収入のみもしくは無収入、という方がほとんどなので社会人と比べると支払い能力が低くなり、その部分をカバーするために連帯保証人が必要とされます。
さらに家賃滞納や損害賠償発生などのトラブルについても連帯保証人は責任を負うことになるため、連帯保証人がいればオーナーにとっての安心感が高まり、この点でも入居審査を通過しやすくなるのです。
大学生の一人暮らしで連帯保証人以外に必要とされる保証人とは?
大学生が一人暮らしをするにあたって、貸主側が連帯保証人だけでなく保証人もつけることを求めてくるケースもあります。
連帯保証人と保証人の大きな違いのひとつは、その立場になれる方の範囲です。
連帯保証人は基本的に親がなるものであり、親以外に頼むにしても原則3親等以内の日本国内居住の親族までしか認められませんが、保証人は友人などでもなることができます。
そして連帯保証人と保証人のもうひとつの大きな違いは、責任の程度の違いです。
一人暮らしをしている大学生が家賃を滞納して保証人が肩代わりを求められた場合は「まずは入居している大学生に督促してください」と抗弁できますが、連帯保証人にはこうした抗弁の権利がないのです。
大学生が連帯保証人や保証人なしで一人暮らしをすることは可能?
大学生が一人暮らしをする際には連帯保証人などが必要とされる可能性が非常に高くなりますが、連帯保証人や保証人なしでの一人暮らしが絶対に不可能なわけではありません。
割合的にはまだまだ少ないのですが、保証会社から保証を受けられれば連帯保証人や保証人を不要としている物件もありますので、そうした物件を探すことをおすすめします。
しかし、保証会社の保証はきわめてシビアであり、少しでも家賃が遅れるとすぐに取り立てられる可能性が高くなります。
家賃の支払い忘れのリスクを減らすために、保証会社をつけての賃貸借契約の場合は家賃のクレジットカード払いや口座引き落とし(口座振替)が利用できる物件を選ぶことが好ましいです。
まとめ
大学生の一人暮らしの際には高確率で連帯保証人が必要とされ、なかには連帯保証人だけでなく保証人も必要とされるケースもあります。
どうしても連帯保証人になってくれる方がいない場合は、保証会社の保証だけで借りられる物件を探しましょう。
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