賃貸物件のベランダから室内が見えてしまったり、洗濯物が丸見えになっていたりすると、安心して暮らせませんよね。
防犯上のリスクを考えた場合、目隠しを設置することをおすすめします。
今回はベランダの目隠しをしないと懸念される防犯上のリスクや、おすすめのフェンス、DIYに適した素材やアイデアについて解説します。
賃貸物件をお探しの方や、ベランダの目隠しについてお悩みの方は、ぜひ参考になさってください。
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賃貸物件のベランダに適した目隠しフェンスとは？
まずは、賃貸物件のベランダに適した、目隠しフェンスの種類や特徴について解説します。
アルミフェンス
アルミフェンスは、住まいにおけるもっとも一般的なフェンスの種類です。
賃貸アパートやマンションだけでなく、一戸建ての目隠しとしても活用されています。
アルミフェンスの魅力は、種類がデザインが豊富にあることです。
自立タイプやリフォームで設置できるもの、高いタイプや低いタイプなど、お住まいの物件の管理規約に適したものを選べます。
また、色もシルバーやホワイト系、ブラック系などから選ぶことが可能です。
風通しを重視するのであれば、アルミの間隔が広いものを選んでください。
しかし、間隔が空きすぎていると、目隠しとしての効果が薄れてしまうので注意が必要です。
ウッドフェンス
ウッドフェンスも、ベランダの目隠しに適しています。
ウッドフェンスとは、木製のフェンスのことです。
自然素材が使われており、温かみを感じられ、ナチュラルな印象に仕上がります。
置くだけの自立タイプもあるので、賃貸物件でも利用することができるでしょう。
ただし、ウッドフェンスは自然素材がゆえに、雨や風の影響を受けやすいのがデメリットです。
劣化しないよう、腐食防止や塗り替えなど、適宜メンテナンスをおこなう必要があります。
ラティスフェンス
ラティスフェンスなら、賃貸物件のベランダを、おしゃれに演出できます。
ラティスフェンスとは、格子状のフェンスのことです。
格子状なので圧迫感が少なく、風通しが良いこともメリットでしょう。
また、ラティスフェンスは鉢植えや家庭菜園などの、グリーンとの相性も良好です。
プランターをつるしたり、つるが伸びる植物を育てだりする際にも役立ちます。
ベランダに鉢植えや観葉植物を置いている方は、ラティスフェンスが適しているかもしれません。
自立タイプやリフォームで設置できるもの、高いタイプや低いタイプなど、さまざまな種類があります。
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賃貸物件のベランダに目隠しがない場合の防犯上の懸念
続いて、ベランダに目隠しがない場合の、防犯上の懸念について解説します。
室内の様子を覗かれる可能性がある
防犯上、懸念されることとしてまず挙げられるのが、室内の様子を覗かれる可能性があることです。
通行人やほかの入居者に室内を見られてしまうと、プライバシーの漏洩にもつながります。
誰もいないのに「見られているかも…」という心理状態になり、ストレスを感じることもあるでしょう。
ベランダに目隠しを設置すれば、室内を覗かれる心配もなくなります。
落ち着いて暮らすためにも、賃貸物件のベランダには目隠しを設置するのがおすすめです。
生活サイクルを把握されてしまう
生活サイクルを把握されてしまうことも、防犯上懸念されることの一つです。
目隠しがない状態で暮らしていると、外から下記のようなことが把握されやすくなります。
●〇時～〇時は在宅している
●〇時以降は不在
●〇曜日は家にいることが多い
どのような生活サイクルなのかを第三者に知られてしまうと、犯罪に巻き込まれる恐れがあります。
とくに一人暮らしの場合、身を守るのはご自身しかいません。
目隠しを設置すれば、他人が生活サイクルを把握することは難しくなるでしょう。
賃貸物件に引っ越しするときは、あらかじめ防犯対策をおこなうことが大切です。
プライバシーがガードされにくくなる
防犯上、懸念されることとして、プライバシーがガードされにくくなることも挙げられます。
目隠しがない状態で暮らしていると、ベランダに出たときに通行人と目が合ったり、パジャマ姿やボサボサの髪型を見られたりする可能性があります。
そのため、普段は隠しているプライバシーが、公になってしまうでしょう。
ベランダを活用できず、精神的な負担にもなりかねません。
快適な暮らしを叶えるためには、ベランダに目隠しを設置し、プライバシーを守ることがポイントです。
不法侵入や盗難のリスクがある
不在にしている時間が把握されてしまうと、不法侵入や盗難のリスクが高まります。
警察庁が公表している「住まいる110」の調査結果では、不法侵入や窃盗の侵入口の1位は、窓という結果が出ています。
防犯性をより高めるためには、不審者が乗り越えられないよう、高さのある目隠し設置するのがおすすめです。
死角があると、そこから侵入されてしまう可能性があります。
不法侵入者がもっとも嫌うのは、防犯対策がおこなわれている家です。
目隠しによって、防犯対策がおこなわれていることをアピールすれば、不法侵入や盗難のリスクを軽減できるでしょう。
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賃貸物件のベランダの目隠しをDIYする場合のアイデアや素材
最後に、賃貸物件のベランダの目隠しを、DIYする場合のアイデアや素材について解説します。
すのこ
DIYする場合の素材としてまず挙げられるのが、すのこです。
すのこはインターネットやホームセンターなどで手に入りやすく、DIYに適しています。
ペイントやステンシルシートなどで、おしゃれにDIYできることも魅力です。
すのこを使ったベランダの目隠しは、下記の方法で作成します。
●賃貸物件のベランダのサイズに合わせて、すのこをカットする
●やすりがけをして、ペイントしたりステンシルシールを貼ったりする
●結束バンドや金具で固定する
のこぎりを使いたくないときは、小さいサイズのすのこを購入し、ボンドを使ってサイズ調整することも可能です。
シェード
ベランダにDIYでシェードを設置すると、外からの目線と日差しの両方をカットできます。
シェードはベランダのフェンスの内側に設置したり、上から吊り下げたりすることも可能です。
賃貸物件の場合、工事が不要な突っ張り式のシェードなら、原状回復もしやすいといえます。
突っ張り棒やフック金具を利用し、ベランダに設置します。
外からの目線だけでなく、夏の強い日差しが気になる場合や、雨よけが必要な方はシェードが適しているといえるでしょう。
すだれ
すだれも、目隠しをDIYする際に適した素材となります。
すだれとは、竹などを細く切り、編み込んでつくられた日よけのことです。
昔ながらの素材なので、おじいちゃんやおばあちゃんの家で見たことがある方も多いのではないでしょうか。
目隠しとともに、日差しをカットしたり風をとおしてくれたりする効果もあります。
すだれを使って目隠しをDIYする場合は、ベランダの手すりに紐で結び付けます。
手軽にDIYできる分、風に飛ばされる可能性があるため、強風時には畳んだり取り込んだりするのがおすすめです。
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まとめ
賃貸物件のベランダの目隠しにフェンスを使う場合は、風通しの良さや見た目、管理規約に適しているかなどを考慮することが大切です。
目隠しをしないと、室内を除かれたり生活サイクルを他人に把握されたり、防犯上良くありません。
すのこやシェード、すだれなどを利用してDIYすれば、気軽に目隠しを設置できます。
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