賃貸物件で多いトラブルの一つに騒音問題があります。
日常生活を無音で送ることは不可能なため、ある程度の防音性がある物件を選び、騒音トラブルに巻きこまれないようにしましょう。
今回は、壁が薄い賃貸物件とはどのようなものか、内見の見分け方や騒音対策をご紹介します。
壁が薄い賃貸物件の特徴
壁や柱、床などに木材を使用した木造物件は、壁が薄く防音性が低いことが多くあります。
通気性がよくカビやダニが発生しにくいというメリットがありますが、その反面、遮音性が低いのです。
ただし木造物件であっても、壁を厚くする、遮音性の高い素材を使用するなどの工夫により遮音性を高めている物件もあります。
また、生活空間の配置を工夫して騒音トラブルを回避している物件もあり、すべての木造物件の遮音性が低いわけではありません。
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賃貸物件の壁が薄いか内見で確認するポイント
壁が薄いか気になる場合、内見では下記の3つを確認しておきましょう。
1つ目は、隣との玄関ドアの距離です。
部屋が横ならびになっている場合、玄関ドアの距離が近い物件は壁が薄いかもしれません。
2つ目は、部屋の真ん中で手を叩いた際の反響音の有無です。
防音性がある部屋の真ん中で手を叩くと、反響音が聞こえます。
もし、反響音が聞こえない場合、音が抜けてしまっているため、防音性が低いと考えられます。
3つ目は、壁をノックするように叩いた際の音です。
防音性の高い壁は、叩くと詰まったような重い音がします。
軽い音がした場合は、石膏ボードなどの防音性が低い壁かもしれません。
また、壁は1面だけではなく、すべての壁を叩いてチェックしてみましょう。
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壁が薄い賃貸物件での防音対策
自分でできる防音対策には、スピーカーなどを壁から離して設置する、遮音性のある壁紙やカーペットを使用するなどがあります。
音は壁や床だけではなく、外をつうじて漏れる場合もあるので、遮音カーテンを閉めるといったことも効果的です。
また、深夜帯に掃除機や洗濯機などの大きな音や振動が起こる行為を避けることもひとつの対策です。
隣人の音が気になる場合は、その方向の壁に家具を配置すると、壁を厚くできるので振動が抑えられることもあります。
家具の配置で防音対策をしたい場合は、家具を壁にぴったりとくっつけるのではなく、少し隙間を空けるとより防音効果が期待できます。
さまざまな防音対策がありますが、賃貸物件は退去する際に原状回復する必要があるため、壁に穴を開けるといったことは避けましょう。
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まとめ
今回は、壁が薄い賃貸物件とはどのようなものか、内見での見分け方や騒音対策をご紹介しました。
木造物件は、すべてではありませんが、防音性が低い場合があります。
内見の際には壁の厚さを確認したり、住む際には遮音性のあるカーテンやカーペットなどを設置したりしてみましょう。
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